失われた何十年と言われて永い日本ですが、なるべくして今の状況になったように思います。自分が若い頃はバブル絶頂期で、まだ調理師なりたてで給料は安くても色んな恩恵がありました。残業は好きなだけ付け放題だったり、系列の神戸のホテルのスイートルームにいつでも無料で泊まれたり、映画や劇場のチケットや洒落たプールもどこからかタダ券がまわって来たりで、安月給でもそれを感じる事はあまり無かったように思います。電化製品や車もメイドインジャパンで外貨を稼ぎ、働き過ぎと海外から怒られたのも昔話になったようです。逆に豊かな時代があったからその成功体験から抜け出せず、IT後進国になったのも必然だったのかも知れません。中国やインドに追い越されるのも何も不思議では無く、先進国は時代と共に移り変わって行くもので、たまたま自分が若い時に景気が良かっただけなのかも知れません。バブルが弾けて30年が経ち、人口減少社会もありまるで良い話がありませんが、この間殆ど自民党が与党なのが不思議です。保守とは読んで字のごとくで、現状を保って守るのが自民なのに今の現状を喜んでいる人がどれくらいいるのかと。野党も情けないと言われればそれまでですが、せめて保守が緊張感が出るくらい接戦してくれないと、インボイスや補助金での目くらましなど増税クソ眼鏡のやりたい放題です。選挙に行く事で自分の意見を表すしかありませんが、この閉塞感は自分も含めてバブルの成功体験がある世代がごっそりいなくなって変わる気がします。

ケーブルちゃんでは見れない東映チャンネルが、期間限定でユーチューブの方で見れています。50周年の仮面ライダーV3も子供の時に見ていたはずが、全く記憶に無いので1話から見直しています。今46話まで見終え後は残り数話ですが、兎に角昭和って何でもありで今なら許可も降りないような事ばかりです。街中でのゲリラ撮影などスポンサーや個人の特定などで無理ですし、デストロンが子供を誘拐して戦闘員に育て、ムチで叩いたり爆破現場を走らせたりと、どこかの国のテロリストを彷彿させて今では有り得ない撮影です。焼却炉から脱出してからの煙突の上に命綱無しはあまりに有名なシーンですが、それ以外にもロープウェイの上に乗ったり崖から飛び降りたり滅茶苦茶なシーンばかりでテレビで再放送出来ないのが良く分かります。危なっかしいアクションだからこそ子供心にインパクトがあったのかも知れませんが、令和の今でもシリーズが続いているようなので、子供にはCGでも同じなのかと少し疑問に思います。生身のアクションだったからこそ迫力があったと思っていますが、時代劇が下火になり大野剣友会が特撮の世界に来てくれたからこそのライダーシリーズだったと再確認しています。流石に5歳の頃に見たV3は全然覚えていませんが、後のXやアマゾンやストロンガーより何故か思い入れがあり、筋トレしながら全話制覇出来そうです。

狂ったように暑かった夏も終わり、嘘のように爽やかな日が続いています。キンモクセイの香りもして来て、煮込みなど暖かい料理も作りがいがあります。

昨日の写真と比較してもらうと、スッキリしたのが分かると思います。この写真では電線は右上に少し見えるだけで、殆どが木に巻き込まれていました。本来ならこんなに大きくなる木を住宅の庭に植えるべきでは無いですが、オープンと重なり業者任せにしたのが反省大賞です。ウッドデッキは流石にこの業者には頼みませんでしたが、良く良く調べてからやらないといらない仕事が増えるだけです。

この前表側のでかい木を伐採しましたが、ノコギリ1本で1時間半格闘して綺麗になりました。電線に枝がかかってしまい、雪が降って重みで切れてしまってからでは遅しです。はしご代に7000円はかかったものの、業者に頼めば75000円～と言われたので安い買い物です。体が動くうちに色々やっておかないと、後は全部子供任せにするのも性格的に嫌なので、苦労しましたがやっておけて良かったです。