台風一過で秋晴れの良い気候になり、窓を開けての営業にストレスがありません。遊びに行くにしても県外ナンバーも多いので、大人しく仕事に集中しようと思います。

2キロで7人前取るようにしています。1.3%の塩水で40分程湯がいているので大きさは縮んでしまいますが、骨離れは良く食べやすさと下味を兼ねています。

自分も両親に対しては色々思うところはありますが、流石に全て親のせいにするのは違う気がします。麻雀をする人なら分かってもらえると思いますが、配パイがいくら酷くても腐らずやっていればその後のツモ次第でプロに勝つことも往々にしてあります。虐待や育児放棄などはまた別の話ですが、愛情を持って育てて貰えれば家が例え裕福では無くてもガチャに外れたなんて言えるはずがありません。うちの息子も最近ラップが好きで教科書すらラップで読んでいますが、パパの歌をラップで作って毎日披露してくれます。前半のパートはほとんどが自分の悪口で(笑)、後半は｢でも家族が出来て良かったネぇー｣と毎回絶叫してくれます。何か感じるところがあるのか知らず知らずの内に自分が親への不満をもらしているのか、芯を食ってきて子供には考えさせられたり教えられる事ばかりです。親ガチャに外れたと嘆く若い子の気持ちも分からなくも無いですが、振り返れば歴史上ほとんどの時代で蛙の子は蛙だったのは日本史で勉強済みです。時代が大きく変わるような幕末や自分が過ごしたバブル時代が特殊で、士農工商じゃないですがほとんどがそんな時代だったはずです。生まれてきた環境や親を恨むのでは無く、時代を変えられない閉塞感がこんな言葉を生んでいるのかとも思います。自分は日本人に生まれてきただけでラッキーだと思いますが、100年前なら戦争に行っていただろうし望めばきりが無いので、どんな時代でも自ら勝ち取らないと何事もなし得ないとも思います。

夜は空いています。朝からコールスローは疲れますが、カット野菜には無い香りがあります。キャベツの上の部分は葉脈の太い部分が少ないのでコールスローに使い、下の歯ごたえのある部分はシュークルートに回します。左の鍋は豚もも肉のハムです。

しばらく見ていなかったフランス語講座をまた見るようになり、今回のシリーズは旅先で使えるフレーズばかりなので興味深く見ています。子供の英語教室の先生もフランス人で日本語も上手いし、自分もいい加減日常会話位出来ても良いかと来たる日に備え勉強中です。子供が児童館で習っている遊びのような英会話と違い、教室の方はガチガチなのであまり楽しくないそうです。やっておいて損は無いといくら説明しても、子供には実感が沸かず中々説明するのが難しいです。考えてみたら親の自分が頑張っている姿を見せていない事に 気が付いて、大人でも何歳になっても勉強は出来るけど早いに超した事は無いことを見せています。実際子供からポケモンの名前をクイズで出されても、大人は1000体も覚えるのは時間がかかることは実践済みです。子供の記憶力は大人もかなわず、神経衰弱をしても毎回自分がビリです(笑)。料理番組を見ている自分や働いている姿を見せていても、どこか鼻歌交じりで気楽な商売だと感じているのかも知れません。自分の修業時代やワインの勉強など知らない子供に取ってはパパは努力していないと思われるのも心外なので、少しスイッチを入れて真面目な姿も見せておこうと猛勉強中です。