上手く断面が出ました。コツは詰めすぎない事です。

昨日は久しぶりにフレンチのランチに行って来ました。福井では誰もが知る老舗のフレンチで、オーナーシェフは自分より二回りは違う大先輩です。以前から行きたい店でしたが、敷居が高そうでなかなか縁がありませんでした。自分の店のオープン前に、市内の食べ歩きは一人でかなり回りましたが、この店は一人ではちょっと違う気がして敬遠していました。実際嫁と入店してみると、マダム一人でも食事されている人もいたので、自分の根性の無さに反省です。嫁は前菜、スープ、メイン、デザート、パン、コーヒーで2160円。自分は春の特別コースで、魚、肉メインのフルコースで3240円とかなりリーズナブルな値段でした。特に前菜の春野菜のバーニャカウダー仕立ては、盛り付けも鮮やかで勉強になりました。この前菜だけでもどれだけの仕事量かは、同じ調理師ならイヤと言うほど分かります。うちみたいに一人でやっている店とは比較にもなりませんが、刺激をもらえた気がします。俺の時給はいったいナンボやねんと、グチっている自分が恥ずかしくなりました。仕事量では負けたくないので、今日からもっと自分の時給を下げてやる事に決めました(笑)。

時期的なものか分かりませんが、営業時間を短くする店が目につきます。いつも利用している散髪屋もそうですし、パン屋も二軒時短になっていました。そのうちの一軒は取引しているところで、配達も出来ないほど人手不足と言われました。サービス業の人手不足は慢性的な問題で、4月で学生のバイトの入れ替え時期なのかも知れません。

16枚程焼いて､イチゴのミルクレープを作ります。イチゴは熊本産の紅ほっぺを使おうと思います。募金やボランティアなど出来ない自分は、せめて偽善でも熊本産を使う事にします。子供のおやつのバナナはエクアドル産にします。

新玉ねぎ、キュウリ、人参、プチトマトのピクルスです。それぞれ別々にブランシールして、殺菌と食感に気をつけています。