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2026 / 09 / 13 07:30
半熟卵
昨日のニュースを見ていたら、京都のスポーツ大会で食中毒とありました。懐かしい西京極球場の周辺が映し出されていましたが、聞けばカツ弁当の卵とじが原因では無いかとの事。自分も調理師になって40年色んな弁当やテイクアウト、プライベートでも子供や嫁の弁当を作ってきましたが、半熟卵やスクランブルエッグ的な物を入れる発想はありません。いくら秋めいて来たとは言え30℃近くあるのに、リスクしか無い卵料理をしかもカツ丼なんてそこはトンカツ弁当で良いだろうと。詳しい内容は分かりませんが、カツ丼を売りにしているお店なのかも知れません。それならそれで余計リスクに関して詳しいハズですし、何故そんなメニューを組んだのかとてもプロの仕事とは思えません。この前のこめおの冷やしカニラーメンにも思う所はあり、後日書き込みたいと思っていますが、被害者には悪いですが飲食業を信用しすぎなのかも知れません。自分ならこれホンマに大丈夫けと絶対口にしませんが、一般の人ならお店の出すものだからと信用してしまうのも分かります。大手チェーン店などは徹底していて、夏場の卵のテイクアウトはやりませんとはっきりしています。テイクアウトした後にどんな環境に置かれるか分からないものを、生卵なんてどんなクレームを付けられるか分からないなら最初からリスク回避が当然です。料理は美味しい美味しくないの前に衛生観念がしっかりしている店を選ばないと、自分自身の体が被害に遭う事になるので注意が必要です。自分が作る料理でも細心の注意を払っていますが、作った料理に賞味期限など書いてあるハズも無く全てオーナーシェフまかせになります。例えばオープンから作り続けているラタトゥイユでも、正直2週間は持つところを期限5日と勝手に決めています。5日目になればまた新しいのを作りますが、5日目に来たお客様にはやっぱり作りたての方を出してあげるかと思ってしまいます。だから儲からないと言われればそれまでですが(笑)、これは個人店だから出来る芸で大手のバイキングなどでは翌日に回せとなるのも分かります。目先の売り上げを取るか美味しい方を出して喜んでもらうかはオーナーの考え一つですが、たかだかズッキーニ一切れケチって理想の仕上がりから逸れるならシェフなんて辞めた方がマシです。オーナー目線からすると真逆の考えになりますが、そこまでして儲けを出したいとも思えない調理師側の考えがやはり勝ってしまいます。
