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2024 / 12 / 31 01:35
今年の総括
今年も年内の営業を無事終える事が出来、やりきった安堵感で今は満足しています。体調面は絶好調で何も悩みは無いですが、ただ頭は衰えて来たなと今年は特に思いました。仕事中は気が張っているのか大きなミスは無いですが、火口はどんなに短い時間でもタイマーを掛けるようにしたり、思いついた事はすぐにメモが取れるように気を付けています。一方プライベートでは買い物して小銭だけ取って札を取り忘れたり、会員カードを短期間で2回無くして再々発効してもらったり酷いものです。ボケ防止のためにゲームやピアノで指先は使うようにしていますが、仕事に影響が出た場合はすぐに引退する覚悟はあります。発注を忘れたり予約が入っているのを忘れたり、技術的に楽を望んでいい加減な料理を出したりしたら終わりです。何だかんだ言いながら今年は13年前のオープン年の次に売り上げがあり、コロナが精神的にも完全に収まったなと実感しました。特に今年は食材の値上げが凄まじくメニューの値上げをしましたが、それでも福井は裕福な人が多いのかほぼ影響は感じなかったです。共働き率と3世帯同居率が高い北陸では、余暇に回せる余裕が京都とは明らかに違う感じがします。こちらに移住して驚いたのが、普通の調理師が外車に乗っているのが一人や二人では無い事です。京都では見た事が無かったですが、確かに実家暮らしで独身なら娯楽も少ない福井で使い道が趣味や車と言うのも理解出来ます。しかし光熱費も酷いですが野菜は少なくても1.3倍、乳製品や粉物は1.5倍、チョコレートやコーヒーやオリーブオイルは2倍の値段です。流石にメニューの値段を2倍には出来ないので、使用量を減らしたり野菜は勝山から採って来たりで凌いだ感じです。相変わらず迷惑電話も多く辟易していますが、日曜日の早朝から電話で起こされてどんだけ勤勉なのかと呆れる程です。以前店に予約を入れてくれた方は全て携帯で顧客管理していますが、知らない番号から電話があると子供が出かけている時はビビりが入ります。もちろんほぼ全てが新規のお客様の予約や問い合わせですが、一度救急隊員から電話があり子供を搬送中との電話があり未だにトラウマになっています。本当に2秒くらい心臓が止まった感覚でしたが、幸い軽症で済み事なきを得ました。行動範囲が増え友達の家や塾にも自転車で行けるようになり、心配にもなりますが家に括り付けておく訳にも行かないので注意喚起するしか無さそうです。1年が経つのが早いとは言いますが、確かに朝から番まで働いていた若い時期はそう感じました。店を始めてからは逆にゆっくり時間が流れているような感覚で、仕込みしてオーダーをこなすだけの若い頃よりも、仕入れやメニュー構成や庭の手入れに清掃など、色々雑用が多いのも関係しているのかも知れません。後は半年ごとに楽しみを先に作っておく事で、リーマンの人がボーナスまだかと感じる感覚を持つようにしています。待ち合わせでも電車でも待つと時間を長く感じるようで、1年があっと言うまで無駄に歳を取ったみたいな残念な気持ちにはなりません。例えば旅行の計画でも良いし、自分へのご褒美に高価な物を買うとか、高級店に食べ歩きに行くとか色々です。半年あれば無理の無い範囲で小銭も貯まりますし、自分への楽しみと思えば少しの節約も許せる範囲です。毎年1月9月10月はうちの店は暇ですが、ここに何か計画を入れるのもアリかも知れません。ダイエットして13キロ絞った体も3年目ですがリバウンドも無く、健康診断も数値が改善され良い事ばかりです。毎日の晩酌は辞められませんでしたが、たいして量的に呑める口でも無いので肝機能の数値を気にしながら楽しめば良いかと思っています。あと何年やるかやれるか分かりませんが、美味しい物を作りたいし食べたい気持ちが絶えなければ、体力的には老いてまだ健在と言う感じです。今日の料理とDAIGOの番組は欠かさず見ていますが、ユーチューブでも和食や中華のテクニックが学べます。寝る前に酒を呑みながら見ているから料理の夢に魘されるのかも知れませんが、食材が無い、作った事が無い、火口が無いなんて夢の中だけの話なので、明日この料理を作ってみたいとかこのテクニックは仕事にも使えるなと思うことを大事にしています。今年も大きな病気やケガも無く1年走りきった自分を自分で褒め、来店していただいた全てのお客様に感謝したいと思います。当日キャンセルやドタキャンには思う所はありますが、怒るより許す人間の方が格上だと思うようにしてからあまり怒らなくなりました。人それぞれ色んな考えや思いがあり、コックの常識世間の非常識みたいな部分もあります。自分の考えを人に押しつけたり、ましてや人が人の考えを変えてやろうなんておこがましい話です。若い時はこれが分からなくてアツく語り合ったり、説教をくらったり逆にくらわせたり・・。考えが違うならお互いを尊重した上で関わらないのがベストで、自分は人が人を救わないし変えられないと今では思うようになりました。うちの店が気に入って何度も来店してくださる方もいれば、開口一番思ってたのと違ったと言われることもあります。思っていた店と違ったと言う方に何が違ったのか聞く必要も無いし、ましてやその人の思うような店に変える必要もありません。全員が全員気に入る店なんてあり得ないし、自分が考える軸をぶらさずやれば、それは店のスタイルになりそれが好きな方が気に入ってくれればそれが一番だと思っています。良い意味で来年も変える事無く同じスタイルでやりますが、口コミや影響力のあるエンサーみたいな方が広げてくれるので助かります。もちろんどうにもならない店ならマイナスに働きますが、一度自分で来店して食べてみたいと思えるくらいのクオリティーを出せればネットも良い方に働いてくれると思っています。来年はまた静かな立ち上がりとなりそうですが、長期休暇で気を緩め過ぎないよう暴飲暴食を避け気力体力を蓄える休みにしようと思います。今年1年ありがとうございました。来年も宜しくお願いします。
