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2022 / 11 / 24 07:01
基本
料理が義務になってはツマラナイと昨日書きましたが、36年の経験から感じるのは料理へのアプローチの仕方が何か間違っているような気がします。義務で作らなければならないと思い込み、レパートリーも乏しく経験も重ねていないので、結果拘りの料理に走り疲れた割りに1円にもならず、それでパートナーに感謝の言葉やご馳走さまの言葉さえ無ければ嫌になるのは分かる気がします。プロなら青椒肉絲を作ると早いですが、炒め具合が分からないのでピーマンの肉詰めに走りやった感で時間がかかります。厚切りステーキを焼くと何も仕込みはいりませんが、火の入れ方が分からないので焼肉用の肉を買って結果美味しくありません。じゃあプロでも無く毎日の義務的な料理をどうするかと言えば、やはり基本から覚えるしか無く近道は無いとしか言えません。もちろん毎日3品4品作るとなると疲れるので、お惣菜を買って来ても良いし週末は外食と決めて平日は出来る方が頑張るでも良いと思います。兎に角基本の料理本を一生物と1冊買って、和洋中の基本をじっくり読み込む事が不可欠です。その中で自分の食べてみたいものや作れそうなものをチョイスして、何回も作れば自然とレパートリーは増えていきます。良くベテランのマダムがレシピなんて無くて目分量と笑顔で言っていますが、あのレベルになるには経験値が違いすぎて50年はやっているような先輩ばかりです。自分は今でもほとんどの料理の分量を計ってから作りますが、理由は簡単でその方が味が安定するし人間の味覚は日によって変わる事も多いからです。キャラ弁を作って承認欲求を満たすのも良いですが、シンプルな料理ほど誤魔化しが効かないので難しく何度も経験を積まなければなりません。自分らの世界では修行と言う名のサービス残業でしたが、フレンチだけで無く賄で丼や餃子やら和洋中色んな勉強もしました。だし巻きや生姜焼き、肉じゃがや炒飯などシンプルなほど奥が深く何度作ったか分からないです。それでも基本の料理を覚えてしまえば後は応用なので、そこからどんどんレパートリーが増え料理が楽しくなるのは自分が経験しています。愚痴ばかり言って作っても楽しく無いので、プロでも無いなら気軽に料理と向き合って欲しいと思っています。
