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悩み無用
自分は色んなホテルやレストランに勤めた後、しばらく給食のような仕事もしたことがあります。拘束時間が短く時給に換算すれば、手取りの金額は変わらずとも効率は倍以上です。その後バイトに行ったり趣味の時間に使えたので、このまま店をやらなくても幸せかと思ったこともあります。それでも43歳と少し遅めの独立をしたのは単純に自分が店をやりたかったからで、夢とか大げさな事では無くこのまま人生が終わるのも面白くないなと。店をやってみてそれこそ時給に換算するのも嫌になるほどの効率ですが、時間の自由がきくので自分には向いている生活スタイルだと後悔もありません。生活や家族のためにシェフを諦め効率に走る人もたくさんいて、そこの水に合えば最高に幸せでしょうが店をやりたい気持ちが捨てきれない人からよく相談されます。自分みたいに50代なら移動する歳でも無いので定年までと割り切れますが、35歳から40歳くらいの転職して仕事も覚えた頃にふと我に返ることがあるようです。このまま定年までいるか体力のあるうちにもう一度戻るかと、悩みやすいお年頃なのも自分が通って来た道だからイタいほど分かります。相談を受けても独身ならまだしも、嫁や子供がいる場合うかつに変なことを吹き込む訳にもいきません。責任も取れないし取りたくも無いので気をつけて発言するようにしていますが、自分の体験は話して後は本人に判断してもらうようにしています。独立に向いているかどうかを知りたいと聞かれたこともありますが、それは誰にも分からないし自分の頭で考えてくれと思う事もあります(笑)。自分は相談者に友人と飲みに行ってつぶれて介抱されるタイプか、逆に介抱するタイプか聞くようにしています。飲みつぶれて介抱されるほうが独立には向いていると、個人の見解ですが自分の経験上店を立ち上げるにはそれ位肝が据わっていい加減で無いと無理だと。介抱するタイプは真面目で自分は飲みつぶれる事も無いので、店が上手くいっているうちは良いですが、ひとたび傾き出すと考えすぎて体を壊したり鬱になったり・・。あくまで自分だけの意見だとは思いますが、あまり神経質過ぎてもどうにもならない理不尽な事もたくさんあります。何もかもコロナのせいにして笑っていれれる位で無いと、壁にぶつかる度に悩んでいては神経が持ちません。店をオープンする事自体は誰にでも出来ますが、その後に何があっても継続する気持ちの強さと、反面ケ・セラ・セラみたいな部分とのバランスが大事だと考えています。自分の知り合いで店をやっている知り合いは人間的にはいい加減でどこか抜けた所がある輩ばかりですが(笑)、仕事に関しては真面目で胆力のある人ばかりです。今はコロナもあり居酒屋さんがランチタイムだけ厨房を時間貸ししたり、駅前のシャッター商店街が週末限定でテナント募集したり時代も変わって来ています。副業も昔よりうるさく無いので、まずは会社に席を置いたままチャレンジすればとアドバイスしています。やってみて気が済んだらそれも良し、行けると思えば行くも良し、迷わす行けよ行けばわかるさです(笑)。
