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クリスマスの時期にしか作らないテリーヌです。原価と手間がかかるのは良いとして、冷凍が効かず日もちしない上、パーティー料理にも使い勝手が悪いのでコース料理限定にしています。素揚げした大野の里芋やプレスして焼いた大野の椎茸に、ベースにはパルメザンチーズや飴色玉ねぎがたっぷり入っていて回りはベーコンで巻いてあります。提供する際に強力粉をうち、オリーブ油で表面を焼いてからお出ししています。
休みはゆっくり出来ると考えていましたが、子供が小さいとハプニングが起こるものです。朝の3時に起こされて急きょ県立病院に。幼稚園でインフルエンザが流行っていて、そのせいか2～3日体調が悪い感じはしていましたが。結果がわかってしまえば風邪で扁桃腺が腫れた所に鼻血が溜まっただけでしたが、朝の3時にいきなり血を吐き出したら親としたらビビってすぐに救急です。溜まった鼻血を口から吐いただけでしたが、その前からの体調不良もありびっくりしました。友人の子供も手術したと聞きましたし、まだまだ子供には振り回されそうです。と言うことで寝不足の極みですが、仕事には影響を出さないように集中しようと思います。
クリスマスの予約が入れば営業する予定でしたが、幸か不幸か今日はゆっくり出来そうです(笑)。嫁は4回目の忘年会でまた遅いご帰宅ですが、それでも何回かは断っているそうでどんだけ誘われてるのかと不思議に思います。聞いてみると課によってそれぞれ会があったり、チームを組んで部署ごとの代表が集まるグループがあったりで顔を広げるためにも行く方が良いようです。人の悪口を言わない美人がオッサンに人気があるのは自分もオッサンだから良く分かりますが(笑)、嫌々自腹で参加して何故オッサンの武勇伝を聞かなければならないと、愛想のかけらも無い自分の若い頃のようなタイプでは誘ってももらえません。仕事中では中々会話出来ないようなお偉いさんから、少しでも自分の向上のために話を聞く姿勢が必要だとこの歳になって気付いても遅いです。最近の若い子は自分の考えに近い人が多いと聞きましたが、昔みたいに出世のために我慢してビールを継ぐなんて時代遅れも良い所です。ただ忘年会を社会勉強の場と捉え前向きに取り組めば、出世するかは分かりませんが参加しない人よりは経験値が上がる気がします。ヨレヨレのオッサンの話なんて聞いても仕方ありませんが、向上心の塊のような方から処世術を学ぶのは決して無駄な時間ではありません。自分の投資だと割り切って参加するなら、忘年会も意味のある会になると思います。自分でも向上心はまだある方だと思いますが、年上から学ぶ事がもう少しあったのかもと思う事があります。それでも人の輪に入れず先輩から可愛がってもらえない性格が、始末の悪い事に自分自身が大好きでそんな環境が居心地が良い若い頃でした。忘年会を断りバーのカウンターで1人で飲んでる自分が好きで、少し生まれる時代が早かったと自分に納得させています。車を持たないのも煙草を吸わないのも打つ買うをしないのも年賀状を書かないのも成人式に行かないのも、若い頃は変わり者扱いでしたがやっと時代が自分に追いついて来たようです(笑)。昔の常識がドンドン変わって来て35年前に銀行が就職先で安定感がありましたが、今やネット銀行で店舗が要らなくなる事を想像出来ていた人などほぼいないでしょう。銀行に就職出来れば一生安泰だとバブル就職した人より、手に職を付けた方が結局はどこに行っても強いようです。今の若い子は就職氷河期の30代40代を見ていて終身雇用なんて最初から期待していないでしょうし、個人のスキルを高め自己啓発に努めている人が周りでも多く、バブル世代の自分達が今生き残れているかどうかは若い頃からの積み重ねで立ち位置が決まっていると思います。バブル世代は恵まれているなんて言われたものですが、採用数が多いだけに不景気になれば真っ先に用無し扱いを受ける事になります。
昨日は姫路の知り合いがご夫婦で福井に帰って来て、神戸で会って以来3年ぶりにゆっくり話が出来ました。二人とも努力家で人当たりが良く、海外でも仕事をしているようです。実家がある人は時々福井に帰って来てくれますが、仲が良い人ほど県外に出てしまうのは少し残念です。嫁も出張で東京ばかり行っていますが、日本海側は何かイベント事や勉強会でも中々不利です。ついこの前ですが大学の入学試験で身の丈発言があり、住んでいる地域で勉強機会に差があるのをニュースで再確認したところです。向上心のある人間が何かしようとすると大都市圏に行くしか無く、新幹線がもうすぐ来るのを県民が喜んでいるのも少し分かる気がしました。素直で人が良く我慢強いのが北陸の良い所でもあり、2回目のオリンピックにも間に合わないのを怒りもしないのもまた県民性かと思います。市内でもどんどん新幹線の線路が出来て来て風景が変わり、子供からしたら楽しくて思い出に残るのかも知れませんが。
