いつもサーモンは1本買いしてハラミの部分はマリネに回し、身は130グラムに切り分けてランチ用に回していました。店を始めた頃はグラム198円でしたがしばらく248円278円が続き、今は338円から値段が下がる気配がありません。こうなると取る道は3つで、ランチで使うのをやめるかグラムを落とすか値上げするかです。コロナとロシアのダブルパンチに加え気候変動なども絡み、サーモンをやめたところで他に変わる魚の値段も下がっているものはありません。結局値段は据え置きでグラムを落とす選択しか無く、色々工夫して経費削減して値上げは最後の手段に置いておきます。ネットなどではステルス値上げと簡単に言ってくれますが、やっている方からすると苦肉の策、苦渋の決断と理解して貰えたらと思います。そう言えばこの前食べた親子丼も鶏肉はほぼ入っておらず、ほとんど玉子丼でしたが税込み650円を考えればどこも物価高には頭を悩まされているようです。近所のお店も飲食店だけで無く美容室や小規模パチンコ店がバンバン辞めていますが、団塊の世代が辞め少子化もあり個人や家族経営の店はこれから厳しい時代になりそうです。日本の未来は明るいと提示してくれるのはどの政党なのか・・自民大国の福井ですが良く考えてから選挙に行こうと思います。

いくらの次はマグロ100円フェアかと冷めた目で見ていましたが、よく見ると違うチェーン店で数に限りがありますと大きく書いてありました。誰もやってくれと頼んでいないのに数に限りがあるとはおかしな話ですが、こんなフェアがあるうちは日本人の給料が上がることは無い気がします。庶民のささやかな楽しみと100円寿司を重宝する気持ちは分からなくは無いですが、業界側から見るとまた無理してどこかが悪さをするのではと心配になります。何にでも適正価格という物があり、それを踏み外そうと思えばどこかに歪みがきます。提供できるものが不足すれば産地偽装は当たり前で、中国産のあさりを日本の海にばらまいて国産あさりとして販売するまるでマネーロンダリングです。商品が売れすぎて忙しくなると今度は人手不足になり、ブラックバイトや店長が壊れるまで働かされます。さらに売れすぎて物も人も足りなくなると、今度は技術不足の人間を使わざるを得なくなります。福井でも以前ステーキの加熱不足で食中毒があり、聞けば結着剤を使った加工肉をバイトが焼いていたようです。クズ肉を結着している時に何らかの菌が付いたようで、今がブームの低温調理も自分ならまず低温によるデメリットが思い浮かびます。もし袋やトングに菌が付いていたら増殖させる事になるし、手袋もせず素手で食材に触る輩も不足続きならありえる話です。幸い自分は1年目から肉など触らせて貰えない世界だったので仕事をしながら知識は増えていきましたが、今の時代なら不足ばかりで結局無理がたたりいつものパターンです。他の業界の事は分かりませんが、食品業界は昔から体質とも言っていいかも知れません。食材不足、人手不足、技術不足を業界全体で改善するためには、自分も含め利用する側もそれなりの対価を払わないと、給料が増えそれにより人が増え技術が上がる好循環にならないと思います。100円寿司が日本にある間は、これからも不足が続いていくような気がします。写真はマダイの昆布締めです。

ダイエットを始めてまだ1ヶ月ですが、無理の無い範囲で今回は継続出来そうな気がします。今までも何度も体重は落としていますが、運動嫌いで筋肉を落としてしまい返って痩せにくい体を作っていたようです。運動することで筋肉量を増やし基礎代謝を上げることでと頭では理解していても、ランニングや水泳や筋トレなどどれも嫌いで持って3ヶ月でした。意識が変わったのが明らかに筋肉が落ちてきたのが分かり、特に最初にお尻の筋肉が落ちて座っていても床ずれのようで痛くなって来た事です。肩こりやぎっくり腰も頻繁にやるようになり、背中や腰回りの筋肉も明らかにヤバいと感じてはいました。藤島神社の階段が膝が笑って上れなくなったり、リモートで健康指導が入ったのも重なりやっと重い腰を上げる事が出来ました。運動を続ける事で体が軽くなり立ち仕事も楽で、痛みからも解放され脂肪も減り良い事ばかりです。今はお腹周り中心のダイエットコースをしていますが、意外に腹筋ばかりでは無くスクワット運動も多くあります。人間の体の中で足の筋肉が大きいので、そこを鍛え基礎代謝を上げ痩せやすい体を作るようです。写真はやっと手に入ったメロンofメロンです。ダイエット中で一口も飲んでいませんが、見た目が既に美味しそうで子供もペロリでした。

毎朝子供を集団登校の場所まで送り出しますが、会話も無いのにマスク姿の子供達を見て違和感しかありませんでした。別の福井市の小学校では校外学習で熱中症が出た事で問題になったのか、やっとマスクの見直しがかかり教室以外では出来るだけ外す方向になったようです。それでも低学年になるほどマスク着用率は高いようで、大人がきちんと説明してあげないと熱中症の危険もあります。プール授業も3年ぶりに再開になったようで、徐々に日常の生活に近づいていけているのかも知れません。このまま収束すればと願っていますが考えて見ればあの国の市場で謎のウイルスで始まり、0コロナ政策で未だにロックダウンや外出制限で終わりそうとは因果応報と言うか世の中うまい事になってるなと感じます。

滞りなく料理が出せるように頑張ります。写真は豊国神社です。大河のエンディングなどで、秀吉が亡くなり徳川の世になる時に良く出てきます。秀吉を敬う事が出来なかった徳川の世で、表向きは普通の神社のようなテイで実は中身は違ったようです。