オーダーをこなしながら、仕込みも並行する金曜日が一番しんどいかも知れません。土日は売り切るだけなので、頭も体も意外に楽になります。段取りだけきっちりやっておけば、追われる事は無いと思います。

町内会の清掃やPTAの参加など、喜んで参加する人は少ないと思います。大人なんで嘘でも参加していますが、出てこない人は本当に出てきません。いざ自分が役に当たった時に助けてもらえなくなりますが、自分も班長をやった時は何かと教えてもらいました。PTAの役員もやりましたが、入学式の後で立候補形式で誰も手を挙げません。横を見ると嫁だけ手を挙げているので、仕事も忙しいのに良くやるなと感心していました。6年間で1度は回ってくるらしいので、それならコロナ禍で移動制限が出ていた時期が良いとの事。案の定、1年間集まりも無ければイベントも無く、殆ど何もせず楽な役職でした。今年もPTAの役員推薦の用紙が回って来ましたが、1度やった人はチェックしてあるので、まだやっていない人に丸をしておきました。子供の頃はPTAを敵視していましたが(笑)、大人になれば子供のためには必要な集まりだと分かります。

週末は昼夜とも予約で終わりですが、それ以外の日はまだ半分空いています。

朝一番で歯医者に行きますが、昼の営業には影響はありません。どこか痛い訳では無いですが、久しぶりにメンテナンスがてらです。

昨日はランチ前に鯛を捌いていた所、町内会の御神輿が回って来て御神酒をくれました。もちろん仕事前なので呑まずにスルメだけ頂きましたが、店の前で子供達が御神輿を上げてくれるのは気分が良い物です。蒸し暑い中、早く鯛を処理したい気持ちもありますが、邪険に扱うわけにも行かずしばらく見届けていました。こんな時に感じるサービス業のマイノリティ感ですが、自分が好きで入った世界なので全く後悔はありません。店を辞めて暇になったとしても、自分が神輿の後ろを練り歩く姿は想像出来ません。この時期は田植えが終わり五穀豊穣を願うのか、昭和の名残なのか分かりませんが、家の周りも殆ど田んぼが無くなっています。14年前に建てた時は小さな田んぼがあちらこちらにありましたが、今はほぼ皆無で新築の家がタケノコが伸びるかのようにドンドン建っています。逆に言えばここまでがマックスで、これ以上は人口が増える事は無さそうです。若い方が来て子供が増えれば賑やかになるでしょうが、前のスーパーでも驚く位高齢の方が働いていて若い子は外国人ばかりです。これからマンパワーが足りなくなるのは明らかですが、成るようにしか成らないし移民やロボットで凌ぐ手もあります。女性も働くのが当たり前になっていますが、福井では同居率が高かったのか昔から共働きが当たり前だったようです。それでも子供のスイミングのお迎えに17時半に行けば、お迎えの9割は女性でここでもマイノリティを感じます。時間調整しながらの仕事なのか、早く帰れるシステムがある会社なのか分かりませんが、それなら男女比が50対50でも良いはずです。未だに男性はフルで長時間働き、女性はお迎えに晩ご飯なんて昭和がここにも残っています。実際祭りの案内のチラシにも女性はバーベキューの準備の野菜カットとあり、男性はテント張りと御輿担ぎと未だにこんな時代遅れの住み分けです。男女関係無く得意な方をやれば良いと思いますが、自分が参加したなら得意の料理を出来ずにテント張りかと思うと何か府に落ちません。今の人口が半分くらいになれば、北欧のように女性もフルで働いてもらわないとインフラが持たないのは明らかです。子育てや介護の事は社会全体で見るようになり、弊害や壁を取り除いてしまえば御神輿を先導するのも担ぎ手も男性だけなんて社会では無くなる気がします。