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居酒屋は普通に行くのにレストランはかしこまるのは変な話しです。自分も専門学校でレストランのマナーを習いましたが、ハッキリ言ってあの頃でもすでに時代遅れでした。シルバーやナプキンのセットの仕方や、舌平目の食べ方、フォークの背中にライスを乗せるとか、パスタはスプーンでまとめるとか今では笑い話です。グランメゾンのような店なら別ですが、ほとんどの人は結婚式やクリスマスでフレンチ風な料理を食べるのが一般的でしょう。このくらいならテーブル担当のサービスに任せておけば大丈夫です。間違えた事をしてもホストが恥をかかないようにさりげなくフォローしてくれるのがプロのサービスです。客側としてはそんな事に気をつけないで、予約の電話を入れる時間帯を繁忙期を避けるとか、人数変更は当日でも電話するとか、団体の支払いはバラバラではなく幹事に一旦まとめるとか色々あります。別にレストランだけのルールだけではなく、居酒屋でも同じ事です。メルシーとセボンだけでも三ツ星は行けましたが、もちろんマナーを知っていればより良いサービスを受けられるのもサービスも生身の人間なので当然です。日本では舌平目をフォークナイフで食べる機会は自分も専門学校以来ありません(笑)。お箸を請求するか、無理なら骨を外した状態でもってきてもらいます。それも無理ならそもそも注文しなければ良いだけですし。
レストランをやっていて思う事は、せっかくの食事の時間を楽しんでもらえるようにとのことです。店のインテリアや音楽、清掃にももちろん料理内容にも気を配ります。お一人様なら自分でも雑誌を持って行ったりするので分かりますが、カップルで来てお互いスマホを見ながら料理を待たれるとジェネレーションギャップを感じます。二人で食べるのが嫌なのか、間が持たないのか分かりませんが、自分なら女性がスマホを見た時点で自分に気が無いとあきらめて割り勘にしますが(笑)。プロのサービスならさりげなく話題を降ったり出来るんでしょうが、調理もあるので自分には無理です。大きなお世話かも知れませんが、お互いスマホを無言で見ていると自分のようなオッサンは寂しく感じます。草食とかユトリとかでヒトククリにしたくありませんが、レストランをもっと気軽に楽しんでもらいたいです。