店をオープンする時に大阪の道具屋筋まで行きました｡少し買い込み過ぎたかとも思いましたが､団体のお客様が入ると意外に足りないくらいです。昨日のパーティー料理でも､サーモンのエスカベとシャルキュトリーで一皿､サラダメランジェとキッシュロレーヌで一皿｡パスタ､アクアパッツア､ロービで一皿ずつで一人最低五皿いります｡かける14人で70皿。白桃のコンポートでプラス14個に、全てのシルバーとお箸｡ドリンクが二杯として28個などなど｡オープンのどさくさに紛れて多めに購入しておいて良かったです（笑）。今は100均などの皿もいいのがありますが､店で使うには帯に短しで使い勝手が悪く、結局はいつも業者から購入しています｡

業界だけの試飲会の案内が定期的にやって来ます｡行きたいのはヤマヤマですが、車というわけにも行かず思案のしどころです。金沢は隣と言えば隣ですが、京都と滋賀のような通勤圏とはまた違い､車でないと行く気がしないのは自分だけでしょうか？

ランチタイムは通常通り営業しています｡しかしまた1人対14人とはさすがに疲れます｡来てもらえるだけ有り難い話しで、厨房で倒れるなら本望かも知れませんが（笑）｡

美味そう｡ハンバーグにシャスールソースで完成です。

今日の夜にあるお子様ランチのメニューです。和牛ハンバーグ､エビ､ホタテ､マダイのフライ､タルタルソース､ケチャップスパとライス､巨峰､もも､グレープフルーツ､ポテトフライ､オレンジジュースなどです。これは空っぽの皿ですが、盛り付けた写真が撮れたらアップしておきます。100円バーガーのハンバーグや、何かわからない白身魚のフィッシュフライなど自分の子供には食べさせたくないので､お客様のお子さんにも当然本物で提供します｡子供には味なんか分からないから何でもいいみたいな声は､完全に親の勉強不足です。子供こそこれから体をつくっていくのに､偽食材がいいわけありません｡三歳までに味覚が決まるとも聞きます。子供の時に食べた記憶や味覚こそ絶対で、福井では8番ラーメンと秋吉が強いのも関係があると思います。あるビールメーカーでは給食の味に合うビールを開発しているそうです。給食の味を覚えた子供が大人になって､無意識にそのビールを選ぶそうですが､みんな冗談ではなく本気で取り組んでいます｡自分も飲食にたずさわる人間として､気持ち悪い偽食材だけは使わないと決めています。