何とか前菜だけ写真が撮れました。真ん中がサーモンと真ダイの薔薇仕立て、時計回りにキッシュ、カナッペ二種、ホタルイカと菜の花のマスタード和え、ガランティンと鴨ハムとラタ、ラペと生ハムグリッシーニです。メインはシーフードグラタン、ブイヤベース、牛バラシチュー、牛サーロインステーキとそれぞれで、デザートはイチゴのタルトでした。プチスープはカブで、パン、コーヒーが付いて税込み魚メインが3300円、肉メインが3800円です。頑張って手作りにこだわっていますが、自己満にならないように気をつけます。

閉店時間は一応22時ですが、スタートが遅くなるお客様は融通をきかせます。個人店なのでそのあたりは自分のさじ加減しだいです｡24時をまわるとお酒の提供に許可がいるみたいですが、そこまではさすがに延長した事はないです。今日のコースも写真は撮れないだろうし、また窓の写真を載せておきます（笑）｡

乳製品がまた値上げです。値上げは酪農家を守るためなら致し方無いのですが、バターの品薄状態がずっと続くのは取り合いみたいでイヤな感じです。植物油脂の入ったバターの代用品など、業者から勧められますがどうも気がノリません。業者に冗談で「今週は値上げせんでいいのけ？」って聞いたら、ホンマに値上げでした(笑)。スイマセンスイマセンって何回も平謝りしながら、結局は値上げするのって何かズルいぞ(笑)。でも以前雑談していて聞いた牛乳の利益率や、配送ドライバーの勤務状態を知ってしまうと、調理師と同じようであまりキツく言う気になれません。ウチみたいな個人店なら使う量も知れていますが、パン屋やケーキ屋は大変だろうと思います。商品に適正価格上乗せ出来ないと、福井だけでは無いでしょうが、もやしや豆腐みたいに廃業が続出してしまいます。

アニマックスで美味しんぼの再放送を見ていますが、懐かしくて時代を感じます｡原作者の原発発言でミソが付きましたが、名作は名作のままであって欲しいものです。朝ドラでウイスキーが注目されていますが､美味しんぼでもウイスキーの回があり､食前酒に合うウイスキーを探して､スコットランドまで行く話です。日本の酒税法のいい加減さや、日本のウイスキー会社を守るための関税など､わかりやすく解説してあり勉強になります｡確か自分が25歳くらいの時に法律が変わり､外国のウイスキーが安く飲めるようになりました。その頃､山崎の近くで働いていたので、ウイスキー会社の人がよく営業に来ていました。ただしイタリアの卓上ワインの営業で、日本のウイスキーは売れないとボヤいていたのを覚えています。今はハイボールブームやテレビの影響もあり､工場見学はいっぱいらしいです｡毎日電車で前を通っていたのに､一回くらい行っとけばと思いました｡ウイスキーはオッサンがスナックで飲み散らかす､時代遅れの酒という印象も今の時代には無いようです。

 

休みの日も仕込みと買い出しで時間を取られますが、休みは出来るだけ切り替えようとはしています｡全く料理に関係ないテレビも見ますが、最近は面白く無いので再放送ばかりです。ケーブルで日テレプラスやフジツウなどが見れるので、全日やＫ－１などの格闘技が楽しみです。新格闘大会の巌流島も見ましたが、やはりオランダのキックボクサーが優勝でした。やはりヘビー級の格闘家は迫力が違います。しかし全日のグレードカブキ､久しぶりに見たな（笑）｡天龍も川田もハンセンも若いし、昔のプロレスから元気をもらったような気がします｡