仕込みや買い出しに忙しい中、時短営業の手続きに走り回っています。確定申告書に営業実績の写真のプリントアウトに各種コピーにweb口座の開設に、何回も同じような事をしては県に送り届ける作業です。もういい加減データーを共有してくれないかと思いますが、二度手間三度手間の雑用に辟易しています。料理に集中したい所ですが、このコロナの感じではまだまだ先の話のようです。

ケーブルテレビでドリフの再放送をしているので、子供と一緒に毎週楽しく見ています。放送の順番もバラバラでまだ真面目に少年少女合唱団をしている翌週は、84年辺りの裏でひょうきん族を見ていた頃のものまでマチマチです。自分も84年と言えば16歳と多感な時期でビデオデッキも無く、この頃のドリフを見るのは初めてである意味新鮮です。はじめのコントも自分が見ていた頃は5人が最後まで出ていましたが、末期になるとほぼ志村1人と人形がヒットソングを歌う良く分からない時間です。その後ゲストの歌手が出てきてまた歌が始まるので、自分が好きだった頃のドリフとは似て非なるものでした。しかしゲスト歌手の豪華さは流石お化け番組で、35年経った現在でも誰もが知る人ばかりです。明菜ちゃんやキョンキョンに吉川晃司など当たり前ですが皆若く、亡くなられた歌手も懐かしく思いながら見ています。ひょうきん族も再放送をしていて何度か見たものの、当時の状況を知っている自分ですら再放送には耐えられませんでした。作り込まれたコントはいつの時代に見ても耐えられますが、先週起こったことをネタにノリだけで馬鹿騒ぎしているだけでは二度見る気にはなりません。ひょうきん族ではクスリとも笑わなかった子供が、ドリフではひっくり返って笑っているのを見て納得です。志村がコロナで亡くなった事を子供に伝えると少し驚いていましたが、映像の中では舞台を所狭しと走り回る若い志村が見られて少し嬉しく思いました。暴力セクハラ食べ物を粗末にするなどPTAに怒られるのも納得の内容ですが(笑)、今では考えられないような大がかりなセットや生放送でのコントなど良い時代だったなと振り返って見ています。

昨日は女性一人のお客様の予約だったので、食事の後に声をかけてみるとやはり同業者でした(笑)。今はフレンチで修業中らしく、行く行くは独立開業したいと休みは食べ歩きのようです。自分も若い頃は毎日仕事に追われ、週一の休みにはなけ無しの金を握りしめて食べ歩きに明け暮れていた事を思いだしました。出された料理が理解出来れば安堵し、出来ないといつまでも皿の上でこねくりまわして食べていました。何から始めれば良いのか分からないらしく、自分の拙い経験談で役に立つならと少し独立の仕方を喋りましたが、今は色んな方法があるので諦めずにいれば助けてくれる人が必ず現れると。オープンするのは簡単でも続けるのは難しいともアドバイスしておきましたが、自分も若い頃は色んな人に話を聞きに行った事も懐かしく思い出しました。若い時にモンモンとするのも若さゆえの特権で、この歳になると夢も希望もありません(笑)。夢が叶ったと言えば聞こえは良いですが、経費の高騰にコロナに不景気に、マイナス要因に振り回されっぱなしの人生です。

今まで灼熱みたいな天気が続き日課の朝晩の水やりが嘘のようで、福井では雨もたいしたことは無く返って過ごしやすい気候が続いています。まるで秋のような涼しさで思わずグリストラップの掃除を子供と一緒に行い、取りあえず一つずつ受け渡していくようにしています。週末からはまた夏らしい天候が戻ってくるようですが、自分が子供の頃の天候とはあまりにも違いすぎて少し怖い面もあります。写真は出来が気に入らなくて作り直したコルクリーフです。

先週の月曜日も祭日のせいか予約が入り結局営業しましたが、今週はお盆休みで児童館か休みなので子供の相手で中々自由とは行きません。コロナの中で室内で遊ばすのも怖いですが、猛暑日や大雨では外で遊ばせることもママなりません。毎週大阪から先生が来ていた体育教室もコロナで無くなり、子供も運動不足では寝付きが悪くなりがちです。家の前のスーパーでひと気の無い時間に全力で走らせて疲れさせていますが、親としては教育上間違っていると分かるものの、子供はその日の体力を全部使いきらないと寝ないと言われています。全部コロナとガースーのせいにすれば良いかと思っていますが、人にぶつからないようにだけは目を光らせています。