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近所のクリニックで透析患者や80代の医者が院内感染とあり、いよいよもって近くまで来たなと身を引き締めています。コロナを憎んで人を憎まずでは無いですが、誰も悪く無くしいて言えばリーダーの平和ボケです。しかしそのリーダーを選んだのは国民なので、あまり責めてもブーメランで帰って来るだけかも知れません。ニュースを見ていると公務員以外はひどい状態で、飲み屋が閉まれば花屋や食材の仕入れ先や着付けの仕事や帰りのタクシーや全てが繋がっていてまるで連鎖倒産のようです。特に今年の頭から開店準備していた人は可哀想なくらいで、例の30万円がもらえる条件の先月の売り上げの半分以下と言う比較も出来ません。例えば自分の店なら比較は出来ますし世帯主と言うなら嫁と分けてしまう事も不可能では無いし、後は役所でゴネ倒せばアピールが上手いやつが得をするのは経験上良く知っています。ただそこまでして30万円貰ってもお客さんが来なければ同じだし、無利子で100万貸してくれると言っても収入の見込みも無いのに100万の借金など出来るはずもありません。大勢で外食するなと言われては1人で食事するところが強いかと思いきや、昨日もラーメン屋はガラガラで良い時間帯に客は自分一人でした。いつもの白湯スープの店では無く、塩ラーメンの美味しい店で月に3回以上は通う店です。ついこの前まではあまりの忙しさに餃子を辞めたり、従業員急募の張り紙をデカデカと張り出していた店が閑古鳥状態でした。ラーメンを注文してから出来上がりを待ち、ラーメンをすする音だけが響く気まずさの中、流石にお支払いの時に少し気になり声を掛けました。今まで何年も足蹴く通っていましたが、コロナの話で盛り上がり？自分だけでは無いと少し気が楽になった部分はあります。
福井県だけで無く近隣の石川県や岐阜県もコロナ患者が増えて来て、愛知県の支部所が多い東海北陸圏なのでどのみち時間の問題だったのかも知れません。東京や大都市など大変な状況ですが、福井県の嶺北も自粛要請もあり駅前に出向く人や花見客なども激減しています。飲食やサービス業は軒並みダメなようですが、逆に嫁の職場は対応に追われ大忙しで疲弊状態だそうで、しばらくは自分が専業主夫のような形を取らざるを得ません。10万人あたりの患者数が東京を抜いて全国ワーストらしいですが、統計学の本を読んでいて良かったと思うのは1つのデーターだけを鵜呑みにしてはいけないとの事でした。人口が東京の20分の1の福井では人口あたりの指定医療機関も充実しているし、軽症者を隔離する何たらの宿とか青年の何たらとか野外施設も都会とは比較にならないくらい多くあります。少し福井市内から離れれば空き家問題などもあり、公務員宿舎やオリンピックの選手村を貸すと評価価格が下がるとかそんなしがらみもありません。福井は70万人ほどしかいないし福井市に限れば20万人ほどしかいないのに、なぜこんなに患者が多いのか嫁に聞いてみるとなるほどと納得出来ました。以前にも書きましたが福井のような田舎ほど遊ぶところが限られてきて、お酒なら片町でしかも役員の接待で使うならこの店とか、休みにショッピングモールへ行くならエルパかベルとかほとんど動線が決まっているから予備軍を追いやすいとの事でした。都会のようにどこでもらったか分からない市中感染があったとしても、福井なら逆算して追えてしまうので検査率が上がり結果陽性患者を早期に見つけやすいそうです。逆に言えば陸の孤島の福井の患者が50人で、100万人都市で滋賀、大阪、兵庫、奈良まで通勤圏内の京都が患者100人なんて統計的に見てもあり得ないのは素人が考えても分かります。早期発見して山奥の研修施設のようなところに隔離しておけば、医療崩壊も起こらずやり過ごせると思っています。
昨日はドライブスルーのような感覚で桜を見て流し、ついでに他の飲食店の様子を見て回りましたが…。取って付けたようにテイクアウトを始めている店や、臨時休業している店、やっているかどうか分からない店や張り紙を出している店など色々でした。どこも閑散としていてコロナ憎しは同じでしょうが、福井市も蔓延してきて買い物や散歩以外は休みに外に出るのを控えているようです。1番の会社役員が東京から持ち込んで、片町の接客業の16番と濃厚接触。そこに来たオジさん達が次々感染して、広めていったのが１つの固まりみたいです。福井で集まる所と言えば片町やエルパ、ドンキやエンゼルランドと限られているので、クラスターが発生しやすい条件が揃っているようです。田舎の悪い所が出てしまったようですが、裏を返せばそこらに行かなければリスクはかなり減らせるハズです。毎年桜を見てから近くの中華を食べるのが恒例行事でしたが、今年は家に帰って嫁と子供にパスタを作っておとなしくしていました。