ランチを終わらせて今から夜の段取りですが、その前に自転車が乗りたいと急かされ近くのJAへ。車も来ないし田植えの時期以外はコンバインも無いので、子供の自転車の練習にはもってこいの場所になります。飯を食べる暇もありませんが、サービス業の割に自由が利くのは有り難い事です。うちの親父もレストランの事務で働いていましたが、朝早く起きてキャッチボールをしてくれたり、中休みの時間に寮まで帰ってきて将棋を打ったり、当時は子供も入れたパチンコ屋に行ったり(笑)。親父も拘束時間も長く疲れていたハズですが、会社の寮に住んでいたので歩いて1分だからこそ可能だった時間です。自宅兼店舗で通勤時間も無く、子供と遊んでやれるなら1食位食べなくてもどうと言うことはありません。

冬の福井では珍しく良い天気が続いています。

来週末まで毎日パンパンになっています。2年間団体客が集まる事が無かったので、感染が落ち着いている今がチャンスと考えるのは皆様同じのようです。発注や仕込みなどミスの無いように、再三再四チェックしながらの10日間になりそうです。

クリスマスの準備もしなければと思いながら、日々の仕込みや買い出しに追われています。コース料理はまたインフォメしておきますが、子供のプレゼントも買い出しに行く予定を入れないとと思っています。良く調べてみるとネットで買った方が明らかに安く、ゲームもダウンロードの方が手軽です。サンタのプレゼントもダウンロードとは凄い時代になったものですが、スケートボードだけは実物を用意してやろうと思います。

玉ねぎとジャカイモの値上げだけでもどうにかならないかと、相も変わらず朝から仕込み中です。中々値上げ分を価格に転嫁しずらい業界ですが、今なら客として外食に行った方がお得感があると思います。買い出しに行くと何もかもが値上がりしていて嫌になりますが、飲食店はポーションを小さくしたりフルーツを付けるのを辞めたりで、値段自体は何処もあまりいじられていないと思います。本来なら野菜のように値段が変動したなら毎日時価になっても良さそうなものですが、値上げばかりだと客離れに繋がるので中々怖いものがあります。玉ねぎやジャカイモは高くても必要ですが、ランチに行く行かないは客側のさじ加減でどうにでもなります。自分も金が無い時は外食に行きませんし、家にあるものを食べようかと考えるのが普通です。円安や株安など一見関係無さそうな経済ニュースも、回り回ってサービス業に溢れてくるお金です。一般のリーマンが30年給料アップしていないと聞き、兎に角未来への不安を取り除かないと皆貯蓄に回されます。年金や医療の不安さえ無ければ年寄りが金を溜め込む理由も無くなり上手く経済が回りそうな気もしますが、政府に信用がないのがこの国の致命傷かも知れません。オリンピックに万博に北陸新幹線にと発想が兎に角古く、過去の成功体験世代が消えるまではこの状態が続くのかと嘆いています。と言いながらも自分のやる事は変わらず、毎日仕込みに買い出しに追われる日々です。特大玉ねぎの手前にあるのは茄子10本分のラタトゥイユです。