今日は月に一度嫁と休みが重なる日なので、久しぶりに大和田のフレンチに行ってきました。周りはマダムだらけで男は自分１人でしたが、店をオープンする前に来た以来なので約8年ぶりの来店です。商工会議所の繋がりで知った店ですが、別店舗でデリを始めたり精力的にやられているようでした。帰りに冬用のタイヤを交換したり春服を買いに行ったり、結婚して13年になりますがほとんどケンカもしたことがなく仲良くやっています(笑)。

朝から1台焼き上げました。

うちの近所でもここ数年で4店舗は閉店しているコンビニですが、家の前にスーバーがあるおかげで全く影響がありません。夜中に出歩くような年齢でも無いので、若いときは良く行きましたが今は年に1回利用するかどうかです。都会のように夜中でも人通りがあるならいざ知らず、田舎では24時間やる意味なんてあると思えません。人手不足や高齢化で無理してやる必要もないのに、本部との契約があってはどうにも融通が効きません。本部がブラックだとか散々言われていますが、逆に契約した方の見通しの甘さはどうかと思います。人が考えに考え抜いたフランチャイズシステムにそのまま乗っかるだけで儲かるなら、世の中全部フランチャイズになってしまいます。福井では有名なラーメン屋チェーンでも、うちの近所だけで3回場所も経営者も変わっています。居抜きではなく出しては閉店し、出しては閉店し、今3店舗目ですがイメージは決して良くありません。結局本部からしたら新しい店舗が出来て、食材を納品出来る契約者がいれば良いので潰れて回転してくれる方が儲かるような気がします。そのたびに新しい店舗を建て厨房機器を揃え、脱サラや土地を遊ばせている地主に声をかけているのでしょう。何故こんな場所にアパートやコインランドリーがなんて思いますが、固定資産税の関係で近所でも箱ものや家がバンバン建っています。甘い言葉で巧みに騙す方も騙すほうですが、騙される方ももう少し良く考えて見てから行動した方が良さそうです。もちろん家賃収入やコンビニで順調な経営者もいますが、立地条件や大家族で人件費を抑えられたり何か強みかあるはずです。老後の収入確保のために家賃保証や本部のサポートなどの甘い言葉に乗る前に、自分が定年する前にスキルアップしておかないと誰かの養分になっても文句は言えない気がします。コンビニが出だした当時は町の酒屋やタバコ屋に乾き物などが置いてある店が、時代の流れで次々とコンビニに変わって行った気がします。今は町の酒屋なんてほとんど無いので、全く新規で脱サラや定年後の人がやり出すのかも知れません。しかし良く考えてみれば儲かるなら直営店で社員がやれば良いので、フランチャイズが99％という事は答えは自ずと分かります。一日18時間5年間休み無しで働くなら、他のどんな仕事をしてもやっていけると思いますが・・。コンビニのオーナーが経営者なのか労働者なのか昔裁判があった気がしますが、自分で商品の値段や営業時間も決められないならそれは経営者とは言わないのが普通の感覚です。人件費以外自分の努力で経営改善出来ず、立地条件がほぼ売り上げに直結する商売なんて何が面白いのかと思います。流石に最近近所でコンビニだけは新しい店舗が出来ないので、契約者側に旨味がないのが浸透してきたのかも知れません。少し位不便な生活になっても、昔のように夜中や正月はやってないと思えばそれが当たり前になります。過労死するまで店を開けるなんて本末転倒で、人間らしい生活を送るのが幸せな人生だと思います。

綺麗に焼き上がったところです。新しいオーブンのクセがだいぶつかめて来ました。

朝から仕込んでいます。手前が150ｸﾞﾗﾑの普通サイズで奥が280ｸﾞﾗﾑあります。