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雑誌の広告に毎週掲載されているような飲食関係は、広告費や宣伝効果などどれくらいでトントンになるのかと考える時があります。何店舗もあるような企業なら効果は大きいと思いますが、1店舗で毎週載せても割が合わないような気がします。この時期、歓送迎会などの利用を考えて広告を打つのは良く理解できますが・・。生演奏のピアノが売りのレストランが最近広告を見ないなと思っていたら、たまたま店の前を通ってみると除雪もしていないしドアもロックされていました。どうやら閉店しているようですが、ここは自分の狭い業界の繋がりでもロクな噂は聞かず一度も来店せずでした。レストラン好きとしてはとにかく手あたり次第食べ歩きには行く方ですが、行く前から悪い話ばかりでは流石に行く気にはなれません。あの店どうやったと味や雰囲気の感想を聞けば、美味しかったとか普通とか言うのが当り障りない答えですが、今時マズいなんて言われる外食産業ってなかなか無いと思います。歌手が歌が上手いのが当たり前なように、調理師が作る料理は美味しいのが当たり前です。どこかのオーナーが結婚式の二次会用のレストランを作ったは良いですが、思うような厨房スタッフを揃えられずって良くあるパターンです。建設業とか市議会委員の親とか地元に還元したいとか言い出し、軽い気持ちで飲食業に手を出しても出来ては潰れるコンビニと同じで、見るのとやるのではギャップがあり過ぎてすぐにサジを投げてしまいます。お客さんを待っている間も仕事のサービス業ですが、他の業種から見ればなんて効率の悪い人件費だと呆れてしまうようです。お店は単純に美味しければ流行るというものでは無いと思いますが、美味しいのは最低ラインの努力目標で後は店の雰囲気とか値段とか、いろんなものが複合して成り立っていくものだと思います。マズいのはダメです(笑)。