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先日まで出荷してましたリーフレタスですが、毎日目眩がするほど売れ残っていたので原因を検証した所、葉のヒダの奥の泥の様なものが洗浄しきれていなかったのが原因の様です。
お買い上げいただいたお客様には大変申し訳なく思います。ご迷惑をおかけしました。
これまでのリーフレタスは越冬レタスで冬中に根を張ってもらい、春に一気に大きくする事で早く収穫できるのでは?と狙ったものですが、冬中に棲みつくナメクジに手を焼きました。
すべての株を収穫後水道水で洗浄してましたが時間も売上げもロスするばかりで大失敗しました。
今後は越冬レタスをやりません。今出荷しているものは今年植えたレタスになりますので、どうかよろしくお願い致します。
ならびにお伝えしたい事があります。
有機、無農薬栽培の農家は最近、また増えている傾向の様ですが、無農薬野菜のデメリットである虫の発生は決して農業技術が進んで今は無くなったという訳ではありません。(10、20年前に比べれば多少あるでしょうが)
その殆どは無農薬農家一人一人の細心の注意と労力によってアナログ的に改善されてきているものだと思います。
日本で有機、無農薬化が進むにはすべての人の知識と理解が必要だと思ってます。
殆どの有機農家の方はその苦労は秘してなんでもないことの様に振る舞うので、私はそこに敬意を持っていますが、同時に消費者の無理解を産んでしまうことだと思うので私はなるべくこういう部分をhp内では晒していこうかと思っています。
どうかご理解の程、よろしくお願いします。
ハウスではただいま、サラダ用葉物が採れてます。
サラダホウレン草、ルッコラ、紫コマツナ、紫からし菜、ラディッシュ…
食べ方などはありません!生で食べるのが一番です。
菜花や春菊なども、この時期に採れるものは生でも食べられます。
生で食べる効能は野菜に常在する微生物や菌を同時に接種し、腸の中の菌を増やして免疫力を高めることにあるそうです。
農薬を使うと微生物はほとんどいなくなり、その野菜を接種すると腸の中を逆に無菌状態にしてしまい、それが現代人の免疫力低下やアレルギー体質を作っている、という説があります。
この説が本当なのか答えがハッキリ出ればよいのですが…
ここに至ると自分がどちらを信じるか「選択」するしかありませんが、私は無農薬で育つ野菜を信じ、選択したいと思います。
一昔前なら菌をお腹に取り入れるという行為が未知すぎて悪い事のように捉えられたかもしれませんが、今はそうではないでしょう。
悪玉菌(という菌は無いそうですが)を優勢にさせた時に、それが身体にとって悪い方向に行ってしまうので、良い菌をなるべく腸に蔓延させれば良い訳です。
オーガニック嗜好は自然尊重の思想に繋がっている訳です。
難しい事を書きましたが、だから「sibaenn.の野菜を食べましょう!」と言いたいワケです。
よろしくお願いします!