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2018-04-21 19:59:00
カーボロネロの菜花。
炒めると美味いです。市場には出回らないレアな一品です。
新しい価値の提供が私のひとつの目標です。
種子法廃止の問題に伴い、種を守る事や伝統を引き継ぐ事の価値を改めて知りました。
しかし、同時に自分が思いを強くしたのは「開拓」です。
私は千葉から長野に流れてきた小さい視野での移民です。
種を守る、とは「ルーツを大切にしろ」という事です。
だから日本の昔からある種を守る事が重要と考える一方、長野の在来種を守る、という事に矛盾も感じる訳です。(自分自身が矛盾の塊ですが)
だからと言って、千葉にいたから落花生を作れば良い、というの違う。
おそらく殆どの日本人が、ルーツ不在のプチ移民で、日本人であるというアイデンティティ以外持っていない。
だから「ニッポン」という結束はしても、地域の伝統は守る気が無い。これは必然的です。
移民がやる事は開拓なのです。
大き過ぎれば侵略にもなる。が、小さくは誰でもやらなければならない事。人間も植物も同じです。
長野県民として地域の伝統は重んじる、が同時に移民として居場所を確保しなければなりません。
「種子を守りたい」
…じゃ、無いだろ!お前の種子を残さなくてどうする⁉︎
と、お腹の中の微生物が言っております。
2018-04-09 20:35:00