無農薬無化学肥料である事の意味とは

 お腹の中と地球の土は同じ構造でできている。

 

土は植物の繊維と、無数の微生物と、その屍でできています。

それが何年も積み上げられて地球の表面を覆っています。

全ての動物はその土から栄養を摂取して生きています。

動物と植物と微生物は共生関係にあり、人間も腸内の微生物に食べ物を与え、同時に栄養を分解してもらい吸収しています。

 

科学文明の発展により農業も沢山の農産物を生産できる様になり、人間を豊かにしてきましたが、土が疲弊し世界中で畑の砂漠化が起きているそうです。

「化学肥料」「精白された穀物」「サプリメント」

化学成分を凝縮した栄養の塊は、人間にも植物にも有効で手軽に栄養を摂取する事ができます。

盲点はそこに微生物の存在を忘れている事でした。

食物繊維は微生物にとって衣食住全てにあたり、精白された糖分はごちそうであっても、住処にはなりません。

微生物を仲介させない食の在り方によって腸内の微生物は数を減らし、健康を損なうことに繋がっている、という事が科学的にも段々とわかってきています。

土と腸は、「人と植物と微生物の共生関係」によってバランスが取れるのです!

 

そして自然な感情も微生物が作ります。

感情はお腹から湧き出てきます。(腸内微生物が脳内物質を生成する)

人間らしく、有機的に生きる事というのは

微生物とともに共存する事だったのです。

 

今、私達は科学文明と貨幣経済が行き詰まり、閉塞感に囚われています。

しかし、土と腸内の微生物の繁栄を取り戻せば、人間は心の豊かさも取り戻せる。

とは考えられませんか?

 

 

無農薬無化学肥料の農業にはそんな可能性が秘められているのです!