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2022-12-20 02:14:00
畑の金

資材は高くなっていても、地元の野菜は安い。

 

古い農家は農業をどこまで無価値にするつもりなのか?

 

薄利多売は消費者にとって正義でも、産業にとっては新芽を摘み取る自虐行為!

 

 

という自分も、

価値を安く見積もる癖がありますが…

 

これ以上価値を下げる様なやり方には希望が持てません。

 

 

価値を下げず生き残る者には必ず支持者がいる。

 

下世話な事を言うと、

富を握る資本家とリンクする事が生き残る条件となる。

 

 

資本家="金を産む存在"、

微生物の世界にも"金を産む存在"はいるのか?

 

 

自然農は肥料という投資無しで野菜を育てる農法ですが、

投資がなくても育てやすい野菜というのはある傾向があります。

 

一に育てやすいのはイモ類です。

 

芋は種芋自体に栄養が貯蔵されていて、

痩せた土であっても、自らの栄養資本を元に微生物を雇い、養って、土壌に秩序を形成していきます。

芋は微生物にとって"金"です。

 

イモ類についで育てやすいのはマメとネギ類。

 

雑草に負けやすいのが難点ですが、除草してマメに管理してやれば育ちます。

 

イモ、マメ、ネギ。

これらに共通するのは"オリゴ糖"。

 

オリゴ糖は野菜と微生物のエネルギー源であり、肥料の要らない資本金なのです。

 

因みにイモの中でも最強の芋はキクイモです。

 

どんなに痩せた土でも、どんなに下手な農家(私)でも、

必ず大きな株となって資産を増やす錬金作物。

 

実際に人社会で換金するには難しい事も多々ありますが…

我々の腸内にとっては有効でしょう。

 

"微生物の金"を食べれば、経済的に貧しくても心身は豊か。

すなわち、

「オリゴを制する者は富を制す」

のです。


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