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2018-11-29 19:37:00

西友石堂町店への出荷が終わりました。

ム印を買っていただいたみなさん、ありがとうございました。

私の粗野な色モノ野菜ばかりでここまでやってこられたのも、一重にみなさんが野菜を買ってくれたからです。

 

 

長野駅周辺でご利用の方向けに野菜の注文を受け付けております。

火曜日納品、¥1500以上お買い上げの方対象になります。(変更の可能性あり)

注文の品はこれからメニューに載せていきます。

 

ご連絡、お待ちしております!

 

 


2018-11-19 22:09:00
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”nagano農と食の会”と”長野県有機農業研究会”主催で、種子法や遺伝子組み換え作物に関する日本の状況や知識を学ぶ講演会が催されます。

 

講師の吉田太郎先生は有機農業の研究家で、農と食の会の講義にて、有機農業と微生物の世界に対する己の狭い見識を広げていただいております。

”腸内細菌”に関する深い知識も得られるかもしれません。(新著「タネと内臓」好評予約受付中→)

 

農業と食の厳しい現実のタネも、希望のタネも、(妄想のタネも、)

まずはここからです!

 

12月2日  13:00〜  ロイヤルホテル長野にて

「ママ、これ食べても大丈夫?Ⅱ」講演会

お問合せ「NAGANO農と食の会」事務局

☎︎026-278-1501/fax026-278-6365

📧kanematsuclub@gmail.com

fbページ

https://www.facebook.com/events/560720924374619/?ti=ia


2018-11-12 21:29:00
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毎年持て余す”赤”があります。

”アマランサス”です。

 

初めて収穫した時に、コップ一杯のせん別に8時間かかり、すぐに心が折れてしまい…以降、畑のスキマを埋める景観用植物として唯々、毎年種を引き継いでおりました。

 

アマランサスは”ビート”や”スイスチャード”と同じ、”ベタニン”という赤色素でアントシアニンとは異なりますが、色素と糖分が結びついた配糖体という意味では同じです。

これを緑肥、改め”赤肥”として畑にすき込む。

そうすれば微生物も大喜び!

という寸法です。

 

私の畑=”腸”は米糠と鶏糞が主食なので、食物繊維が不足気味です(雑草が結構補ってくれてると思いますが)。

糖分と食物繊維に加えて、赤野菜の共通項である抗酸化作用を取り込めば”腸=畑”は若返る、という事になってしまうのです!

 

 

これにて「アカとユウキとポシブル」は、「赤肥の畑で有機野菜を育てれば、畑=腸が若返る可能性」を追求する、というコンセプトに軌道修正してみたいと思います。

 

失礼しました。

 

 


2018-11-06 20:28:00

自然の中で樹木の葉はなぜ紅くなるのか?

 

調べた限りでは、太陽光による酸化のダメージから幹を守る為、葉っぱに糖分を貯めてアントシアニン(抗酸化物質)を作りだしている、と考えられている様です。

 

紅葉の赤の色素アントシアニンは”赤キャベツ”や”赤タマネギ”と同じ色素です。

着色する為に糖分を余計に消費するので、人が改良する赤野菜は小さくなりやすいのだと思われます。

”赤カブ”や”赤オクラ”は昔に固定化されているか、自然に赤く進化した品種ではないかと思いますが、上記の様な原理が働いているのかもしれません。

でも紅葉しない樹木もあるし、定説ではありません。

 

自分なりの仮説ですが、

アントシアニンは色素と糖分が結びついた物質なので甘味があります。

だから樹木が「微生物を誘き寄せる為のエサとして葉を紅くし、落とす現象」と考えられるのではないか?

 

逆に微生物から観た視点で考えると、もしかしたら「微生物の意思によって紅い葉が生産されている」のではないか?

人間がリンゴを栽培するのと同様に、微生物は紅葉を栽培している?

 

この時期に起こるもう一つの現象”落葉”は樹木が植物ホルモンを分泌する事で作用しますが、その植物ホルモンは根から作られています。

これは人間の感情に作用する脳内物質が腸で作られる事と似ている。

植物ホルモンは微生物によって産生されているとも考えられます。

 

 

よってまとめ

「微生物が冬を越す為に栽培されている貯蔵農産物、それが”紅葉”である」

と妄想えられるのです!

 

 

 

続く 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


2018-11-04 02:27:00

農業を始めた当初から赤野菜をメインに作る、という考えがありました。

 

赤野菜は比較的に虫に強く、一般の農家もあまり作りません。

ニッチな赤野菜から有機野菜のシェアを開拓していく…

それが「アカとユウキとポシブル」のコンセプトである!

 

と言うつもりでいましたが…頓挫しております。。

 

 

需要が少ない事は当然なんですが、その前に上手く育たないのです。

 

赤キャベツは、通常のものより発芽当初から生長が遅く、セルトレイで一生を終えてしまう事も…収穫時もキレイな玉にならずに終わる事が多いです。

赤大根も、やはり通常よりひと回り小さく、商品にならない事も。。

金時人参に至っては、毎年種蒔きはするものの発芽すらせず、一年に五本も採れない。。。

パプリカは、赤くなる前に腐ったり、獣にやられたり…

 

赤野菜の多くは人為的な改良品種なので、種自体の生命力が弱いという可能性も考えられますし、全般に高エネルギーが必要な様に感じます。

そういう意味では化学肥料がてき面と考えられ、どうも有機栽培には逆に不向きという気がしています。

 

とりあえず野菜を作るという事は置いておき、なぜ野菜が紅くなるのかについて考えました。

 

続く 


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