コロナ対策で1組様の予約のみとさせていただきます。お盆は予約が入ってはキャンセルの繰り返しで、計画はしたものの皆で相談してやはり辞めとこうと言う流れだと思います。キャンセルの連絡をしてくれるだけ有難いですが、あまり真面目に考えるとコロナ鬱になりそうなので考えるのを辞めました。野菜も絶賛高騰中で購買意欲も失せますが、予約してもらったお客様には完璧な準備をしてお迎えしたいと思います。お盆の集まりを募集中と言いたいところですが、やはり今年は大人しくしていて欲しい気持ちもあります。ワクチンがどこかの国で何段階まで行ったとか色々聞きますが、最近イギリスのワクチンを何億分キープしたとか各国で取り合いみたいになっていて、多少ワクチン待ちを期待できる状況になって来たのかも知れません。年寄りや持病持ちが重症化しやすいのはどんな病気でも同じなので、ワクチンさえ世界中に行き渡ればもしかしたらオリンピックも出来るかもと明るい未来を想像しています。

7月は雨ばかりで野菜の生育も悪く高騰していますが、8月になり35度オーバーの猛暑日が続いています。今日は雨模様で少し楽に感じます。

何だかんだで毎年予約の入っていたお盆ですが、今年はコロナのせいか団体様の予約どころか問い合わせもありません。その割にホームページへのアクセス数は2日連続で2400近くで、検討だけはしてくれているのかどうなのか知る由もありません。しかしいざ予約が入って例年のように家族3世代の食事となっても、帰省した学生や会社員がどこから来たのか聞くわけにもいかず怖いと言えば怖いです。自分は接客中もマスクはしていますが、マスク自体は加害者にならないだけで被害者になる事には効果はありません。自分がもしかしたら感染していて人にうつしたら大変なので、マスクは人に接する時はしばらく外せないと思います。コロナの考えも人それぞれであんなものマスコミが煽っているだけだと、知り合いでも四国に旅行に行っている人も実際知っています。旅行自体は自分も否定しませんがマスクもしないと聞き、それは自分本位で人のためにすると言う考えがかけていると思います。自分がコロナにかかるのは勝手ですが、万が一自分が症状のない保菌者だと考えが至らない事にまた説教です(笑)。以前も子供は自分の親を選んで生まれて来ると言う意見に、それは自分が幸せだからそう言えるだけで虐待されている子供の前で同じことを言えるのかとマジギレした事もありました。ギャンブル依存症やヘビースモーカーや朝飯も作らないネグレクトを選んだ記憶は無いと伝えると、あれは結婚式の両親への感謝の手紙で本気にするなと言われたのを覚えています(笑)。

近所の居抜きのフレンチ店が無くなりその分忙しくなるかと思いきや、うちの店は良くも悪くもブレずに安定して営業しています(笑)。確か地主の息子が店をやりたいと一から建てた店舗らしいですが、自分の知る限り1年ほどで辞めてしまったと記憶しています。その後化粧品関係の店になって流行っていたみたいですが、2階部分が要らずテナント料を考えて早々と撤退したみたいです。その後元管理栄養士が健康を考えたおばんざいのような店になりましたが、これもランチはマダムでいっぱいでも夜は閑古鳥ですぐに無くなりました。その後入ったイタリアンのシェフとは仲良くなり、お互い灯明寺を盛り上げていきましょうと熱い約束をしても３～４年で撤退されたみたいです。その後フレンチが入り１号店が好きだった事もあり今回は切磋琢磨と思っていましたが、コロナもあり４年くらいで幕を閉じた感じです。たまたま昨日はランチ終わりに１号店の前を車で通りましたが、テナント募集の張り紙とベニヤ板と雑草のコントラストが、多分ここで飲食をやろうと言う人はこれからの時代出てこないだろうと寂しい気持ちになりました。２号店の立地やテナントもしかりで、２階建てのレストランなんて福井では割が合わないと思います。２階に厨房やエレベーターで料理を運べる作りならいざ知らず、１階から２階に料理を提供するのにどれだけの往復がいるかと思うと効率の悪さが分かります。宴会料理やアラカルトならまだ行き来の意味もありますが、ランチの水からオーダーの伺いから前菜のアゲサゲ、メインのアゲサゲ、パン、ドリンク、デザートとどれだけサービスが大変かは分かってもらえると思います。しかもそれだけ頑張っているのに目が行き届かないジレンマに、サービス業に長けた人ほどテナント料も含めて福井で２階建てのメリットは無いと撤退してしまいます。素人の地主が建てた店舗なので使い勝手が悪いのは仕方ないですが、コロナの影響で流石に今から飲食で独立しようなんて無謀すぎます。今やっている店でさえどうしようかと行くも止まるも地獄みたいな情況なので、夢を追う事も大事ですが取りあえずコロナが落ち着いてからでも遅くはありません。宴会や会議後の食事や３世代の会食が難しい状況で、今から新規のお客さんを開拓するのは本当に難しいと感じています。

今回の講習会はコロナ一色かと思いきや、意外にハサップの話ばかりで拍子抜けでした。ハサップは前の職場で散々やったのでほとんどが知っている話でしたが、中心温度の確認が必須だったはずが焼き色や肉汁などの目視でも良い事になっていたのは意外でした。毎年県立図書館まで行っていましたが、今年は初めて保健所で完全予約制での開催でした。テレビで見るような電話が鳴りやまないパンク状態とは違い、まるで普段と変わらないような静けさも意外でやはり第一波の経験が生きているのかとも思いました。福井ではまだ時短営業や休業要請は来ていませんが、お盆の帰省やGO-TO-が終わって秋冬を迎える頃にどうなっているかは神のみぞ知ると言ったところです。福井も感染者はポツポツ出ていますが、経路は追えているようなので今の所それ程心配はしていません。