予約の取れない店で有名なシェフが言ってましたが、自分の店はこだわり過ぎて儲けが出ないと。じゃあ、何で収入があるかと言えば、講演会や料理教室、取材やメーカーのパスタソースの監修などがあるそうです。店は原価もかけられてさらにお客様が来るし、好循環でグルグル回って羨ましい面もあります。そこまで行けるシェフ一握りでしょうが、自分の店の料理にこだわる事だけは出来るので、原価も大事ですがそこも大事にしていきたいと思っています。

真夏に何を言っているのかと思われそうですが、子供がもらった菌を家でうつされるパターンです。軽い気持ちで考えていたらなかなかしつこくて、仕事の段取りは早め早めにしておいて良かったです。予約の方に支障は無いようにしていますが、体調管理には気をつけないといけません。マジで夜の楽しみのビールも飲めない程弱り気味です。

昨日の夜は久しぶりに家族で外食しましたが、やはり家族で行ける居酒屋さんや焼き鳥屋さんは強いなと思いました。車を運転しながらイタリアンやバルの前も通りましたが、夏休みに入って最初の土曜日な事もありソコソコみたいな感じです。大学生も夏休みで福井に帰ってきているのか、スマホ片手に焼き鳥みたいな若い子ばかりでした。料理を作る側からしたら目の前の皿に集中してほしいと思いますが、そんな考えも古臭い自分勝手な思い込みでしか無いのかも知れません。時代遅れの人間には不思議な光景でしたが、取りあえずうちの店にポケモンが出ない事を祈ります(笑)。

今年の最終日曜日は31日になるみたいです。毎年欠かさず見ていますが、お客様の食事を出し終わった後の楽しみでもあります。以前は特別メニューなど組んでいましたが、ここ最近は通常のメニューにしています。ただ、年を重ねるごとに新しい家が立ち並び、6年前よりかなり店内から見えにくくなってしまった感もあります。家の二階からはまだ見えますが、土手まで歩いて登っても5分位なのでそうした方がいいかも知れません。店内から花火がよく見えますみたいな事は、言えないようになってしまったのは少し残念です。

週末に向けて少し仕込みに明け暮れています。ハンバーグ、ラタトゥイユ、キッシュロレーヌなどいつもの定番メニューばかりですが、グランドメニューの分はストックしておいて、また来週のオハナのメニューにかかっていく段取りをしています。しかしラジオの相撲中継を聞きながらの仕込みですが、いまだに相撲の何が面白いのかさっぱり分かりません。格闘技全般は大好きですが、格闘技なのかスポーツなのか神事なのか、何目線で見たらいいのかさっぱりです。毎回テーマが決まっているのか、今回は日本人横綱誕生への興行みたいです。年寄りは日本人が勝つと異常に喜んでいますが、差別になるのか最近は日本出身の力士がみたいな言い回しになっています。モンゴル出身の力士が可哀想に思えてきますが、今日の日馬富士の気合の入った取り組みで、テーマ通りそう上手く事は運ばなかったようです。しかし、何だかんだ文句を言いながら、結局気になってラジオに耳をとられています(笑)。