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2024-01-06 07:15:00
最近温かい日が続いたせいか、雪では無いのに寒さが応えます。被災地の事を考えると贅沢な話ですが、当たり前の日常が続く事がどれだけ幸せか年齢を重ねるたびに思います。地震のあった元旦の午後は勝山で親戚一同が集まっていたので、昔ながらの日本家屋もあり兎に角揺れが酷くミシミシと聞こえる異音が不気味でした。すぐに子供達をテーブルの下に潜り込ませ、オロオロする義母を言葉でなだめ落ち着かせましたが、能登の映像を見ていると果たしてそれで良かったのかと考えさせられます。薪ストーブで暖を取っているのでもし倒壊していればと思いますが、地盤が固い場所と以前聞いていたので慌てて飛び出す必要は無いかと。京都で阪神淡路の震度5弱を経験していたのも冷静でいられた理由ですが、年寄りや子供がこんな時はメンタル的に弱いのも分かります。テレビでは津波が来るから逃げろと連呼していて、子供達を分かりやすい言葉で諭すのも大変でしたが、うちの子供には常に冷静沈着でいろと言ってはあるのでパニックにはならずにいたようです。日本は地震が多いから怖がるだけでは無く、防災グッズを用意したり耐震補強された家に住むなりやれる事をやった方が良いと。永くても1分程度で揺れは収まるからと知っていれば、悲鳴を上げながら走って逃げて周りまでパニックにするような行動はしなくて済むはずです。飛行機事故でも言葉の大切さは良く分かりましたが、クールでクレバーでいる事が災害時には大切だと改めて思いました。3月には北陸新幹線も敦賀まで開通するのに水を差された形ですが、風評被害が無く観光客が来てくれる事を願っています。