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2023-04-06 00:35:00
残念な仕事 この前桜を見に行った帰りにチェーンの中華料理屋さんに行きましたが、16時と中途半端な時間で中華鍋を使える調理師がおらず餃子しか出せないとの事。ここでも人手不足かと思い、家の近くにも同じ店があるのでそちらに向かいました。そちらはメニューに制約はかけていませんが、交代で調理師が休憩しているみたいで明らかに足りていません。揚げ物から餃子から炒め物から全て1人でこなしていて、まるで自分を見ているようで悲しくなって来ました。自分の店ならメニューも絞れますが、店の方針の違いでここまでやらせられるのかと。あまりに忙しいと休憩中でもヘルプを呼びますが、ベテランになればなる程プライドが邪魔するのか、実際1人でやれてしまっているのもたちが悪いです。別に急いでいる訳でも無いのでゆっくり作ってくれればと思いますが、調理師の悲しい性でまるで二十日鼠のように動いています。で、出て来た餃子の焼き色がついておらず、ホワイト餃子でももっと色が付いているぞと、水餃子並みの白さで後2分焼けないものかとガッカリしました。クレームを言うような事でもないし、忙しいので焼き直してくれと言うのも忍びないのでどうしたものかと…。焦る気持ちは痛い程分かるし、次々入るオーダーに追い回されるのも分かりますが、それとこれとは話が別問題です。何年餃子を焼いているのかと呆れますが、焼き色なんて裏返して確認しなくても、鉄板に付いた餃子の粉がきつね色になるのでそこで確認すれば一発で色は決まります。嫁に延々と残念な餃子の話をしていたら食欲が無くなったらしいので、残念な餃子には手を付けず、生餃子を買って帰り家で焼いてあげました。丸々手を付けられていない餃子を見て何か感じ取れなければ、調理師なんてさっさとヤメた方が良いし、それこそ潔くメニューを絞った方がお互い納得出来るとも思います。プライベートで焼く餃子も、仕事で出す料理も同じレベルで出せないとプロとは呼べません。