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2022-08-13 01:41:00
高校生の頃からアルバイトで皿洗いをしていましたが、観光地の京都では忙しい時期がはっきりしています。正月、花見、祇園祭、大文字、紅葉の時期がそれで、どこに店舗があるかで多少の変化はあるものの、中心部にいれば大体鬼のような忙しさに見舞われます。特に祇園祭の宵山と大文字焼きは強烈で、今となっては若いから出来た仕事量だと思い出します。それでも忙しさを経験しているおかげで気持ちに余裕が生まれ、今はどれだけ忙しくなっても慌てたりあせって失敗する事はありません。忙しくなるとオーダーを間違えたり料理をこぼして作り直したりと、いらぬ仕事が増え返って落ち着いて仕事をした方が早くこなせます。若い時は単純に技術や経験が足りなかったり、先輩からケツを叩かれ緊張から手がこわばりでうまくいかなかったり・・。この時期になるとあの頃の忙しさを懐かしく思い出しますが、今は貴重な経験が出来て良かったと素直に思っています。