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2022-04-24 00:37:00
久しぶりに本屋で料理本を読んでいると、コロナが流行りだした頃から一人で営業する店が増えているそうです。いわゆるうちと同じスタイルのワンオペで、何から何まで一人でやる営業スタイルです。休業要請などが続き安定して人を雇えなくなったり、夫婦でやっていた人が暇過ぎて嫁さんが外貨を稼ぎに行ったりと様々のようでした。今月号の人はコース料理が5種類程で値段が14000円から98000円で、うちの店にはあまり参考にならない価格帯でしたが、掃除やルーチンの仕方は参考になり一つはその日のうちに取り入れました。反響も大きかったのか短期連載のように毎月やるそうですが、よく見てみると2月にワンオペ特集号が出ていたようで完全に見逃していました。本屋でバックナンバーを取り寄せてもらおうと頼んでみましたが、3店舗回っても答えは同じで在庫が無いので出来ないとのツレナイ応対。ネットで頼んだほうが早いですよと本屋の店員が言う時代のようですが、実際ネットで調べれば簡単に発注でき今は到着を待っている時間です。ワンオペ営業はコロナ前からやり出しもう8年ですが、まだ改良ポイントがあるはずで何か一つでも参考になれば安い買い物です。体調管理とかダブルチェックが無い不安などワンオペあるあるですが、人件費や人を使うストレスなどメリットも色々あります。特に働き方改革やコロナ後の世界で長時間労働が悪とされる中、自分一人ならどこまででも好きに突き詰めて料理を妥協する事もありません。今月号の人は夜のコースのみでマックス5人の2組様しか予約を取らないスタイルで、その分客単価を高めに設定する事で成立させているようでした。地方では98000円のコース料理は流石に成立しないと思いますが、地方には地方のやり方があるはずでそこも参考になるヒントがあればと思っています。