早いモノでもう1年が終わろうとしています。2年目を迎えた今年も無事店を続けられた事に感謝しています。常連さんも出来てきて、当初思っていたランチからディナーへの繋がりも手応えを感じられる年になりました。4月からディナータイムを前日までの予約制にした事で、飛び込みのお客様は減りましたが料理のクオリティは安定したと思います。今年の反省大賞は3月の1周年記念イベントです。当初想定していた客数を大幅に上回り、テイクアウト用の手作り菓子の仕込みが全く間に合わず、売り切れゴメンになってしまいました。来年には2周年記念を行う予定ですが、失敗を繰り返さないように準備をしたいです。そして今年クリア出来なかった課題は来年への宿題です。ワインと料理のマリアージュを楽しんで欲しいと始めた店でしたが、ワインが出ない売れないにも程があります。店が隠れ家のような場所にあるのにも原因はありますが、福井の人は飲む時は片町に行くようです。うちでワインを飲むのは先生と呼ばれる職種の人ばかりで、タクシーか代行車を呼んで片町で飲み直すみたいです。自分がホールに出て感じたのは、ワイン
リストを見ても選ぶ基準がわからないとか、値段が高いとか、代行車は頼みたく無い、グループで自分だけ飲んで友達に送ってもらうのも悪いからとか、理由は色々あるみたいです。そのあたりはこの前1度インフォメーションしたように、ソムリエと自分でセレクトしたワインをリストも分かり易く、値段も原価+500円に全面リニューアルします。料理に関しては手間暇かけた手作りとか、地元の食材とか、リーズナブルな値段とかはどこでもやっている事なので、プラスアルファの何か、レ・ボン・セパージュに食べに行く理由を捜したいです。茹でたてパスタ、焼きたてピッツァ、元祖唐揚げ、手ごねハンバーグなど…アホみたいに当たり前の事を謳う店にはなりたくないです(笑)。そして来年もオーナーシェフのプレッシャーに負けないように、勉強して努力してよく遊んでよく飲んで、何より体力仕事なので健康に気をつけたいと思います。今年も1年ありがとうございました。1年を締めくくっていますが、もしかしたらまた書き込みするかもしれません(笑)。