あちこちで車がスタックし、除雪もままならない状況です。こういう時に家の前がスーパーだと心強いですが、車で買い出しに行かないと揃わない業務用の物もあります。ネットで東京から取り寄せているものも注文出来ず、雪が降ると陸の孤島具合が良くわかります。コロナに関してはプラスに働く孤島具合も、北陸道と8号線が平行して抜け道が無いのが致命傷です。毎回大雪が降る度に渋滞の映像を見せられ、これが幸福度1位でも人口が減る田舎の現実です。今回の大雪で自分も10時間以上雪掻きしていますが、当然1円の収入にもならずキャンセルは続くわ踏んだり蹴ったりです。雪国で生まれた人間みたいに覚悟が出来ていないので文句しか出ませんが、黙々と雪掻きしている周りの人を見ると無口な強さも感じます。車がスタックしていると自然に周りから人が集り、車を押してあげたりタイヤ下の雪を掻いてあげたりしています。車が脱出すると皆黙って散りじりになる姿は、近所で助け合う昔の日本の良い所が残っていて素直に素晴らしいと思います。良いところは取り入れたいと思っていたところ、調度家の真ん前でミニバンがスタックして中には4歳と7歳の子供もいます。取りあえず店の中に避難させうちの子供とゲームをさせ、その間に掘り出そうと試みましたが道路がシャーベット状で大人4人でもどうにもなりません。結局知り合いの4駆車にワイヤーで引っ張り出してもらい事なきを得ましたが、住宅街の除雪は後回しになりがちでまだまだ危険な場所はありそうです。