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2020-07-30 00:02:00

こんなご時世でも業績が上がっている業界もあるでしょうが、ニュースで耳にするのはマイナスな言葉ばかりです。儲かっているところがわざわざ笑いが止まりまへんなんて言う訳も無く、弱っている所が悲鳴にも助けにも似た言葉で発信しています。近所のフレンチがまた閉店していて、あまり真面目に考えると鬱になりそうでイヤになります。ここの居ぬきは入れ代わり立ち代わりで長続きしない理由も大体予想が付いていますが、確か4年くらいはやっていて多分コロナが無ければもっと続いていたと思います。シェフもオープン当時はテレビや雑誌によく出ていて、京都で修業したグレープフルーツのプリンを名物に頑張っていたと思います。別に敵でもライバルでも無いし自分の方が全然年上ですが、同じジャンルの仲間として見ていただけに少しショックでもあります。丸岡の国道沿いに1号店があってワインと料理が美味しくて良く通っていましたが、2号店であるこの店が歩いて行ける距離に出来たのにあまり行く事もありませんでした。1度ランチに行ったきりですが味やサービスに不満があったわけでは無く、家のローンや子供が出来た事で生活スタイルが変わっただけの話です。コロナ後はテイクアウトに力を入れていたみたいですが、勝手な予想ですが持続化給付金の100万円を貰って清算して解散したのかと思います。持続化給付金は申請や手続きは大変ですが、一度貰ってしまえばどう使おうが店の自由で制限は無かったような気がします。課税対象なので店の経費に使うのが本筋ですが、詐欺師などは計画倒産なども可能な貰い手側の良心に任されている部分もあります。自分みたいに従業員も家賃も無ければ設備投資やワインに使えますが、未払いの従業員の給料を払えば100万円位あっと言う間に無くなります。ここが潮時と判断するのも経営者の責任で、ズルズルと赤字を垂れ流すのも精神的に辛いのは痛いほど分かります。一方で焼き鳥屋や焼肉屋、回転ずしやラーメン店は自分も良く利用しますし流行っているなと感じます。5人以上の会食や宴会料理を自粛してくださいとなれば、フレンチなら単価7000円以上の高級志向でいかないと採算が合わないのは自分のオーナーとしての考えです。薄利多売で成立したパーティープランなどはコロナ時代には不利になり、時代に逆らうような値段設定にフレンチの未来があるのかと不安にもなります。自粛疲れもあるのかキャンペーン期間の4連休に沖縄旅行に行った6人がコロナとあり、学生かと思いきや同じ会社の人間だと聞き半ば呆れています。社員旅行でも無いでしょうがこの時期に沖縄旅行に行くかねと、危機管理の無い人間の集まりに逆にどんな会社かと興味が沸いて来ます。学生が実家のある関東や関西に帰省して就職活動なら致し方無いと諦めも入りますが、流石にいい年をした会社員が誰か辞めておこうかと言い出さなかったのかと思います。今書き込みをしているこの時点でどんな会社なのかは全く情報はありませんが、世間からイメージの悪い夜の飲食業界か建設作業員関係で無い事を祈ります(笑)。