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2012-09-11 00:48:00

自分はそばアレルギーがあるので当然そば屋さんには行きませんが、和食系の料理や和菓子、焼酎にも極力注意しています。お土産のお菓子も箱の裏の原材料を確かめてから食べるので、お土産をもらった人が気を悪くされてもいけないし、いちいちアレルギーがあると言い訳をしています。最近はリスクを減らすために和菓子も焼酎もお土産のお菓子を食べなくなりました。中華はわりと安心して外食できるのですが、問題は大好きな洋食です。19歳の時に喫茶店で食べたパンケーキにそば粉が使われていて、おおげさでは無く呼吸困難でホントに生死をさまよったので怖くてそれ以来食べていません。その店はブリニを意識してコダワリでそば粉を使用していたそうです。今はアレルギー表示が当たり前ですが、当時は気のせいだとか、食べ続ければ直るとか無茶苦茶な迷信が言われていました。最近あぶなかったのは、そばのスプラウト(カイワレみたいな新芽)がグリーンサラダに混ぜ込んであり、暗いおしゃれな店内でまったく気付きませんでした。その時はたまたま他のコックが先に食べて、そばだと気付いてくれて助かりました。なぜこんな話しをしているかというと、この前もアレルギーに対しての対応がいい加減だったからです。後輩3人とイタリアンにランチに行った時、その店ではそば粉のブリニがメニューにあるので「自分はそばアレルギーがあるんですが、今日のランチコースにそば粉は使われていますか?もし使われていたら自分はカルトでパスタだけにしたいのですが」とたずねたところサービスの答えは「さあ・・・・・・・?」。だいたいこういう時は店長かオーナーを店外に呼び出して説教するか、厨房に乗り込んでやわらかい口調でお話し合い(笑)をするんですが、後輩が気を使って「一度シェフに聞いてきていていただけませんか?」と言ってくれて事なきをえました。そば粉うんぬんじゃなく、サービスのこの対応では二度とこの店にはいけません。サービスに食材をすべて理解しろとはいいませんが、解らなければ聞きに行けばいいし、アレルギーに対してそんな対応では食中毒や衛生などの知識も無いだろうし、意識が無ければ手洗いなどの衛生管理もいい加減だろうと思うからです。この前行った婚礼のレストランは16穀米のようなガルニがあったので、同じようにソバを聞くと学生の男の子は親身に対応してくれて気持ちがよかったし、また食べに行きたい、うちの店も見習わなければならないと思いました。