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2019-11-06 00:20:00
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毎日子供の朝ごはんを作り幼稚園バスへ送り出し、それから店の掃除、買い出し、仕込み、営業、後片付け。賄いを食べ少し休憩したらまた子供のバスが帰って来て、そんな何もない日々の繰り返しが幸せだと感じる初老の自分がいます。昨日は京都で修業時代を共にしていた友人から電話があり、聞けば懐かしい4人で飲んでいるとの事。考えてみれば自分と変わらない初老ばかりですが、電話口から聞こえる声は修業時代の20代前半にタイムスリップしてしまいます。相も変わらずくだらない話のオンパレードでしたが(笑)、そのうちの一人が来年春に洋食屋をオープンすると聞き、楽しみでもあり色々聞き入ってしまいました。今週は嫁と一緒に東京に行こうかと思っていましたが、その分のお金を残して久しぶりに京都に帰りたいと思いました。多分年明けになると思いますが、また飲み散らかしたいと思います(笑)。食べログの評価やエゴサーチなどメンタル的な事もありますが、自分はそう言うネットの評価は一切見ないし信用もしていません。一番嬉しいのは一度来店してくれたお客様が、帰り際に同じメンバーでまた来月に予約を入れてくれる事です。2番目は予約してくれた方のお友達が、自分の知り合いとまた来たいと予約を入れてくれたりします。次は帰り際に美味しかったのでまた来ますと、口頭で約束してくれたりします。いずれもネットで美味しかったとかマズかったとかでは無く、生の声で次に繋がったり口コミで広がる事が重要だと思っています。東京や京都のように飲食店が星の数程あるなら口コミサイトも必須ですが、わずか人口20万人ばかりの外国人観光客もいない福井では、昔のように口コミだけで十分勝算はあると感じています。リニアが走ろうかと言う時代に3年後に新幹線がやって来ると喜んでいる時点で、東京や京都より50年は遅れていると見てもあながち間違っていません(笑)。逆に言えば福井は日本が一番輝いていた時代の名残があり、正社員率が高く普通に働いていれば家が買えるし、自然豊かで食べ物も美味しく、自然災害も少ない上に治安も良いとなれば子供を育てるにはこれ以上良い環境は無いような気がします。共働き率や学力や外食率もトップクラスで、自分は京都より福井の穏やかな環境が初老になってからは合っていると感じています(笑)。