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2019-08-22 00:05:00

昔住んでいた団地のようなマンションは車を持っている人が多く、駐車場は余っているのに違法駐車が絶えないところでした。スペースが広めにとってあるのが裏目になったのか、真面目に駐車代を払っているのがバカらしくなるくらいでした。もちろんそんな理由で駐車場の契約を辞める事はありませんが、公道でも個人の敷地でも無いので正確には駐車違反で無いらしく警察も取り締まれないエアポケットのような場所でした。そこで現れたのがマンションの住民から後にパンクマンと呼ばれる間違った正義の味方です(笑)。駐車場に停まっていない車を夜中の内に片っ端からパンクさせ、何回か現れたおかげかマナー違反は激減したのは事実です。しかし実際犯罪行為をやっているのはパンクマンの方で、正義の名のもとに何をやっても許されるはずはありません。自分が絶対正しいと正論を振りかざし、価値観を押し付けるのは宗教やテロや戦争も同じ事です。価値観の押し付けは争い事しか生まず、色んな価値観を認め合えば少しはマシな世の中になると思います。ゆっくり走りたい車はゆっくり走れば良いし、レースまがいのあおり運転がしたいならサーキットへ行けばいくらでも飛ばせます。お茶が熱すぎるなら冷めてから飲めば良いし、ここは熱いお茶に拘りがある店と分かれば自分が行かなければ良いだけです。多分みんなもそう思っているのに言い出せないだろうと、代弁者か世直しかしつけ気取りなのかも知れません。普通正義の味方は弱いものに優しいものですが、間違った正義の味方は自分より弱そうなものを選んで攻撃するのでタチが悪いです。クレーマーや憂さ晴らしに近く、コンビニや飲食店でキレてる客もこれに近いです。確かに自分もイラちな方なので気持ちは分からなくも無いですが、店側もそこまでプロフェッショナルな人間ばかり雇えるはずもありまえん。人気の無い接客業で外国人やアルバイトも多い中、そこまで教育が行き届かないのも分かってやればもう少し優しくなれると思います。本当に侮辱のような失礼な事をされたりすれば注意するのもアリだと思いますが、中々そこまでふざけた接客に合う方が珍しいです。山梨にワイナリー巡りした時に20軒ほど飲み歩きましたが、1軒だけ嫌な思いをした事を思い出します。当時まだ勉強不足な事もありシュールリー製法が何か知りませんでしたが、そこの女将のような人がまともな大学を出ていれば誰でも知ってる事だと言ってきました。嫁と顔を見合わせ二度見して(笑)、自分たちの聞き間違いかとあまりの失礼な言い草にビックリしたのを覚えています。こちらが何か失礼な行為をしていたなら別ですが、顔を合わせて30秒でこの言い草に呆れてしまいました。何故自分の最終学歴が専門学校だと分かったのか不思議ですが(笑)、まともな大学を卒業した嫁に聞いてもワインの製法など習ってないと。今から説明しますからと女将が言うので、勉強し直してから来ますと大人の対応(笑)。正直キレても良かったのですがこんな女将が管理しているワインが美味しいわけが無いと、試飲もせずに他のワイナリーを巡りました。もちろん他の19軒のワイナリーは対応もワインも良く、ご機嫌で何種類も試飲させてもらい購入しようと言う気にもなりました。別に世直しのような正義を振りかざさなくても、一事が万事でそんな接客を続けていれば自然と淘汰されていきます。誰も寄り付かなくなるか悪い噂が広まるか、女将が接客から引退させられるか・・。自分が絶対だと価値観を押し付ける行為に良い事は一つもありません。街中を走るヤン車や痛車でも自分からしたら理解不能ですが、本人や仲間同士で楽しむ分には何も問題はありません。自分の車が強制的に痛車にペイントされたらキレますが(笑)、価値観や正論の押し付けは相手の人格否定にもなるのでやらない方が良さそうです。人を説教出来る程自分が偉い人間なのか、ひと呼吸してから行動を起こすように自分も日々修業中です。怒りは悟空で実態の無い空(くう)、自分の頭が生み出した形の無いものだとも子供の幼稚園から学びました。もう一回幼稚園からやり直したい気持ちですが(笑)、何歳になっても勉強し直せば良いと思っています。まともな大学は出ていなくても、シュールリーは誰よりも勉強して詳しくなりました(笑)。