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2019-08-18 00:32:00

今年は長い人で9連休もあったようですが、どうやら明日から通常の生活に戻れそうです。幼稚園は明日から再開なので助かりますが、小学生がいる家庭は長い夏休みで大変だと思います。午前中の涼しい時間に宿題をして午後から外で遊ぶなんて昭和の話で、夜も気温が下がらず24時間クーラーを付けているのでいつやってもあまり関係がありません。子供の勉強も机に向かうだけが勉強では無いので、何時間机に向かっていたとかは自己満足にしか過ぎないと思います。昨日もエンゼルランドでステンドグラスを作ったり、宇宙博のようなクイズに参加したり遊びながら知識はいくらでも増えて行きます。自分が子供の頃に友達で成績のいい子は、宇宙と虫が好きな子が多かった気がします。どちらも身近にあるのに解明されていない事が多く、知的好奇心を刺激され図鑑や専門書を見て調べたり出来ます。家に遊びに行くと百科事典や地球儀や望遠鏡が高確率であり、見たい時や調べたい時にすぐに手が届くようになっていました。知的好奇心がエンジンになると親が勉強しろとうるさく言わなくても、子供は勝手に知らない事を知りたいと勉強しだすと聞きます。うちのクリステルも(笑)親から勉強しろなんて一度も言われたことが無く、その代わりに自然の花や畑の食べ物や虫などの説明をしてくれたと言っていました。今でも図書館でカエルの図鑑を借りて来て酒のつまみに見ていますし、高校野球を見ていたら試合が終わるまでに両選手の顔とフルネームを覚えてしまうくらい自分とは視点が違います。演技なのか本気なのか分かりませんが虫嫌いな女性が多い中、冷静に庭の害虫を分析する姿は頼もしい限りです(笑)。ドラえもんを見ていてのび太があやとりで凄い新作が出来たとママに報告に行くと、そんなくだらない事をしていないで勉強しなさいとヒステリックに怒っていましたがこれはうちの親にそっくりでダメな見本です(笑)。この前来店してくれたお客様がうちの子供と遊んでくれて、30代半ばでまだ2ヶ月の子供が一人いるだけの男性なのに凄く子供慣れしていてビックリしました。教え方やいなし方が上手いので少し話をさせてもらうと、小学校の教師だと聞き納得しました。まず子供のやり方を認めてやり、その後でこうやった方がもっと上手く出来るよとヒントをあげ、子供がうまくやれるようになれば手を出さず褒めてやる。流石にのび太のママとは違うなと感心していましたが、親は子供が9歳になるまでの接し方が大事だとも聞きました。親が教師ならまた話は違いますが、親が子供の勉強を見てやれるのは4年生くらいまでだとも聞きました。それまでにどれだけ高性能のエンジンを積んでやれるかで、後は子供が勝手に走り出すのでそれまでが大事だと。実際自分が小学生の頃に成績の良かった子は、中学生になってもそのまま出来る子が多かったように思います。一人は中学受験で私立に行きましたが、今は親と同じ医者になっているようです。名前が特徴的で例えれば三木道山とか川上憲伸みたいに、フルネームで覚えてしまうような名前なのでネットに出て来ればすぐにあの子だと思い出します。もう一人も印象的な名前で今は放送局で部長をしていますが、親が新聞記者と学習塾経営でどちらも良く喋る人でした。高校は別になりましたが家は近所だったので、友人が柔道の練習で帰ってくるまで自分が息子替わりで勝手に上がり込んでずっと喋っていたのを思い出します(笑)。迷惑な話ですがあの頃は自分の話を聞いてくれて、的確なアドバイスをくれる2人は正直自分の親より会話していました。こんな家に生まれたかったと思ってもどうしようも無いので、せめて色んな話を聞いてもらったり聞かせてもらったりでした。毎年この時期になるとチャリティー番組がありますが、今でこそ色々叩かれていますが30年以上前から否定的な裏話も聞かせてもらいました。ご飯を食べれない人が可哀想だからと、子供がなけなしのおこずかいを貯めて募金箱に入れる絵をテレビや新聞は欲しがると。でもそのお金がちゃんとご飯を食べられない人に届いているのか確認もしていないし、お金を稼げるように教育や避妊や植民地や奴隷制度など、色んな事を分かった上の行動で無いとただの自己満になると。やらないよりやった方が良いと思うと聞くと、それなら直接目に見える形で行動を起こしなさいとも。確かに高校生の時にコンビニのバイトをしていて、レジ金のつり銭が合わないからと良く先輩が募金箱から抜いていましたが(笑)今は無いと信じたいです。下手をしたら煙草銭が欲しいからと言う先輩もいましたが、今は店内も防犯カメラだらけで流石に出来ないでしょうが。2人のおかげで自分に子供が出来た時はこういう風に育てようと心に決めていましたが、いざ親になって見るとこれで良いのかと自問自答ばかりです。この前も月が半月だったのを子供と一緒に見ていて、本当は星は丸いんだよと子供が教えてくれましたが、どうして見え方が変わると思うと聞くと上の空でした(笑)。地球と太陽と月の位置関係を子供を地球にし、太陽は店のサーチライトで月は自分がサッカーボールを持って子供(地球)の周りを一周して一応説明しましたがまだ難しかったようです。もし親が分からなければ正直に分からないと言い、子供と一緒に調べる事も大事な事です。一番ダメなのは知ったかぶりや無い威厳を振るおうとする事で、頭ごなしに否定すると子供はよく見ているし必ず反発して見限って来ます。中学生の時は勉強しない友達とも良く遊びましたが、共通していたのが親の顔が見えない事です。中学生がてら麻雀ばかりしていたので、家で麻雀をさせてくれる所などある程度限定されて来ます。何軒かたまり場のような家がありましたが、そこの親の顔は一度も見た事がありませんでした。子供に無関心なのか諦めているのか我関せずで、前出の二人とは全く異質の環境が子供の将来まで決めてしまいます。うちの親も反面教師と言う面では役に立っているので、迷った時は逆張り逆張りで良いのかとも思いますが(笑)。