久し振りに時間が出来たのでダラダラと駄文を書き込んでいます。相変わらずの人手不足でサービス業は人気の無い仕事になっています。求人広告に募集をかけてもムダ打ちばかりで、たまに来たらネットでバカな動画を投稿するような仕事意識の低い人間もいます。高齢化でおばあちゃんのような人が来るのも仕方ないのか、本当は店長も採用したくなくても本部から採るように指示がある気がします。ただ採用したからにはキチンと仕事を教えてあげないといけないものを、レジも打てないオーダーも通せないからと怒り散らすのは見ていて気持ちの良いものではありません。特にオープンキッチンで丸見え丸聞こえなのに、怒りで周りが見えなくなっているのも哀れです。店の入り口には求人ポスターが張ってあり、謳い文句には(私たちには夢があります)と笑顔で働く従業員がいますがこれこそ写真はイメージです(笑)。京都にいる時から好きな中華チェーン店ですが、昔に比べて小綺麗になった分メニューが増えて見ていても大変だと感じます。セットメニューが増えたのでそれぞれのパーツが揃わずいつまでも伝票が減らないのと、ジャストサイズと呼ばれる量が半分のメニューで仕事量は倍になっている感覚がイライラをさらに助長させるのは同じ調理師として想像に難しくありません。イライラしながら働く従業員を見ていて誰がここで働きたいと思うのか、もっと大きく言えばサービス業のイメージすら下げている状態です。忙しくても休みが取れなくてもそれに伴う対価を貰えていれば割り切れるでしょうが、総じてリーマンより給料が安いのは昔から何も変わらない事実です。結局嫌々作った料理を食べるのもイヤなので半分残して帰りましたが、昔ならやる気のない調理師にブチ切れてた自分も今はあまりの多忙さに可哀想な気持ちになります。もう少し従業員が笑顔で働けるような環境にならないものかと、35年前から変わらぬ怒号罵声の環境に若い子が入ってくるわけもありません。サービス業でも夢があるところを自分が見せられれば良いですが、自営なら収入は減っても休みは割と都合がつくのは唯一のメリットかも知れません。今日は日曜日ですが率先して休みを取り、サービス業でも家族サービス出来るところを若い子に知ってほしいと思います。