今日は久しぶりに温泉に入ってから、足裏の角質を取ってもらいスッキリしました。京都に行った時に子供の頃に行っていた銭湯に行く予定が、閉められていたのが残念でしたが、これも時代で仕方が無いのかも知れません。その代りにスーパー銭湯みたいなところで、マッサージや垢すりや食事も出来ます。福井はあわらや山中はもちろん、あちこちに温泉があるので恵まれています。女性店員にちょっかいばかり出して、仕事の邪魔をする色ボケみたいなジジイに囲まれて楽しく過ごしています(笑)。

体力の衰えなのか季節のせいなのか、最近眠くて仕方ありません。毎晩ビールを飲むのが楽しみでしたが、最近は週に2,3回は子供と一緒にオチてしまいます。仕事が忙しい方がかえって気が立って眠れず、夜な夜なビールを飲めたりします。6月はいつもボーナス前までは暇な日が多く、少し食材などの見直しをしたりします。今は福井に居ながらでもネットで食材も買えるし、少し変化球的なメニューも入れたいと思っています。

湿度が高いこの時期はカビも生えやすく、食中毒に特に注意しなければいけない時期です。その辺りもスエーデンハウスは優れていて、カビや冬の結露などゼロに近いので助かります。もちろん、それにあぐらをかくわけでは無く、衛生管理も徹底しています。どこぞのうどんチェーン店でまた食中毒があったらしく、よほど体制に問題があると思われます。バイトやパートだけで、衛生管理者が一人いるだけみたいな飲食店のアルアルです。衛生管理者と言っても講習会に2日ほど行けばだれでも貰えるので、これさえあれば理論上は調理師免許が無くても飲食店は出来ます。ただ、食べ物を扱うのにはある程度経験が必要で、紙きれ一枚だけの責任者なんて何の意味もありません。従業員教育もしていないバイトに調理をまかせれば、特に食中毒が珍しい話ではありません。原因菌は今のところ知りませんが、トロロか牛かうどんか、いずれにしてもあまり安いチェーンの飲食店はやめておいた方がいいと思います。別に自分が個人店をやっているから言っているのでは無く、食材、人件費、光熱費を考えれば、必ず店長やバイトへのしわ寄せが来るのは目に見えています。長時間労働の慢性化によるモチベーションや集中力の低下、自分の仕事や働いている企業への思いなどありもせず、要は惰性でやっているから食中毒を出す環境が出来上がっています。自分の体に入れるものを吟味しないと、値段ありきで食事を選ぶのはやめた方がいいです。この世界に30年いますから裏事情も良く知っていますが、これ以上は怖い話なのでやめておきます。

今日の夜は貸し切りでパスタのコース料理です。1種類では面白く無いので3種類以上は作る予定です。

以前から取引している業者が、何やら一枚の紙を持って来ました。「また値上げと違うやろな」と冗談半分で聞いてみると、「良い知らせではありません」との事(笑)。聞いてみると、金沢から来てガソリン代も出ないらしく、ある一定以上の納品にして欲しいと言う話です。良くある事なので特別驚きもしませんでしたが、円安だの交通状況だの輸送費コストなどダラダラ書いてあります。結局地方では採算が合わず、都会にばかり良いモノが集中してしまいます。海から30分の福井で魚を食べるより、京都に行った方が色んな魚が食べられるのも流通業界へのしわ寄せありきです。調理師も安いですが、配送の兄ちゃんもなかなか厳しいみたいです。自分は好き勝手にやれる分、まだ恵まれているのかも知れません。