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京都に帰ると名店がありすぎてどこに行くか迷ってしまいます。恥ずかしながらまず食べたくなるのがトンカツです。福井はソースかつ丼の文化で、普通のトンカツ屋さんや、かつくらや和幸などがありません。次にラーメンです。福井にも美味しいラーメン屋さんはありますが、とにかく8番ラーメンが強すぎて、選択肢が狭められている気がします。次は焼き鳥です。こちらも秋吉が強すぎて、食べログで1位から5位まで独占みたいな京都では考えられないような状況になっています。保守的な県民性なのか、人口が少なく旨みが無いから大手チェーンがこないせいなのか知りませんが、京都に帰ると目移りしてついつい食べすぎてしまいます。これにビストロやフレンチめぐりを続けると20キロ太るのも当たり前です(笑)。自分も王将や天一が好きなように、小さい頃から食べている物はおふくろの味みたいに体に刻まれるのかなと思います。自分は仕事柄、色々な物を食べて味や盛り付けを勉強して、パクれる物はパクって(笑)、お客様に還元したいので同じところばかりに食べに行くのは極力さけています。なにか1つでもヒントになるものがあればラッキーだと思っています。ジュメルで食べたカボチャのハチミツ和えも、試行錯誤して今日のパーテイー料理で自分の物にしました(笑)。管理栄養士の妻の栄養学も取り入れながら一生料理を勉強して行きたいと思っています。
毎日毎日福井市でも激熱日が続いています。例年に比べても雨が少ないらしく、草木も人間も弱り気味です。自分で考えた調理場も快適空間になる予定でしたが、やはり調理場は暑いもんです。南側の倉庫に明り取りをつけなかったり、オール電化にして輻射熱をおさえたり、エアコンをいいやつを入れたりしましたが、これだけ外が暑いとダクトの換気扇から外気が入って相殺みたいな感じです。それでも今まで働いてきた厨房よりは全然ましですが、年を取るごとに贅沢になります(笑)。プラスに考えればこの暑さも1年中続くわけではないので、あと少しだと思うと気が楽になります。まあ寒くなったら寒くなったでグダグダグダグダうるさい自分がいるんですが(笑)。
と気配りが心地良い店でした。また予約が取れたら今度は夜に行ってみたいです。