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2016-12-31 02:11:00

大晦日の朝に書き込んでいますが、年の瀬なんて感じは全くありません。昨日の買い出しで多少スーパーや飲食店などは混んでいましたが、普段の週末みたいで不思議な感じです。年賀状も年々減っているみたいだし、お節料理なんて買うものになってしまって存在意義すらあやふやです。飲食店側としてはやらな損みたいに、猫も杓子もお節料理を出していますが・・・。今年の総括ですが、可もなく不可もなくって感じが正直なところです。予約を受けた方の料理を手を抜く事は絶対していませんが、かと言ってフルスロットル全開で店に取り組んだかと言えば違う気もします。オープン当時みたいに、ランチとディナーの休憩時間にソーセージを仕込んだりは今はありません。それこそ売り上げを考えればお節料理もやれば、ローストビーフ丼やこぼれスパークリングを出せばいいのでしょうが・・・。経営者の考えも色々で、パン屋さんでも何店舗も増やすやり方もあれば、一店舗でめちゃくちゃ流行っている店もあります。親から継いだ街の薬局屋の一店舗から、何十店舗にもなった巨大ドラックストアもあります。そこまでやるには経営学を学んでいないと難しい気もしますが、自分は一店舗でやっていくのが合っている気がします。今年も常連さんと言うか、引き続き集まりなどでうちの店を使っていただけるグループには感謝しています。こちらとしてもバラバラで何組もランチをこなすより、決め打ちメニューで出させてもらえるので助かります。今年の反省大賞も例年ならすぐ浮かびましたが、大きな失敗を思い出せないのもチャレンジしていない証拠です。今は動く時期では無いと自分に言い聞かせながら、このまま低空飛行で続けたくない自分もいます。自分の経験から子供との時間を大事にしたいので、仕事はセーブ気味に出来るのもありがたい話です。日本の男性は育休なんてタブーみたいになっていますが、自分が憧れたフランスなどは逆に取るのが当たり前です。イクメンとか日本の働き方も変わっては来ているみたいですが、まだまだ普通のリーマンが単身赴任を拒否するとか難しいようです。子供と遊べる時期も限られているので、そこを過ぎればまだまだ野心は持っています。県外のイベントや料理教室など色んなお声は頂いているので、将来的にはやりたい気持ちはあります。それでもここ数年は無理だろうとは思いながら、今年も無事店を営業出来たことに感謝しかありません。今年だけで何店舗無くなったか、数えたら恐ろしいです。来年も取りあえず現状維持なんて情けない目標ですが、料理に真面目に真剣に手を抜かず取り組むのは生涯の目標です。