インフォメーション

2016-11-16 00:42:00

最近スーパーでもオーストラリア産の骨付きラム肉や、カナダ産の牛もも肉などが置いてあり、お客さまから肉の火入れの仕方を聞かれたりします。あまり焼きすぎると固くなりますが、真っ赤な生焼けみたいなのもイヤな見た目です。色々アドバイスやコツは説明出来ますが、まずは環境作りが先のような気がします。肉を焼く時は他の料理をすべて終わらせてテーブルに出してからにします。途中で箸を取ってくれとか、リモコンがどこに行ったとか言われても相手にしてはダメです。焼き鳥屋さんでも焼き鳥を焼く人が生ビールを注いだりしません。焼肉屋で自分で肉を焼いても、横の野菜は黒焦げみたいな事になります。肉だけに集中して肉の焼き色を確認したり、横から見てどれ位中心に向かって火が入っているかを見たり、裏返してから表面から出てくる肉汁を確認したり、こぼれた肉汁が焼けて香りが変化したり、指で押してみて弾力を確認したり、余熱でどれ位まで置いておけば良いかを判断したりやる事はたくさんあります。塊肉を焼くわけでは無いのでそれ程テクニック的には難しくありませんが、肉に集中出来る環境になってから焼く事をお勧めしています。写真はシュークルートです。