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2016-10-30 00:02:00

珍しく男性2人だけのお客様がランチに来られて、多分オープン当時以来かも知れません。陶芸村の先生からの紹介とお聞きして、しばらく料理も作らずにお話していました。最近、朝倉遺跡の再構築に携わっている男性2人の方も来られましたが、その方々は連れの女性の接待客のようで、純粋に男性だけは本当にうちの店では珍しい事です。どちらも共通しているのは聞き上手でおしゃべり好き、勉強熱心と言うか、何にでも興味を持って聞くことを恥ずかしいとか思っていません。言葉遣いや着ている服装で、どう見ても調理師ではなさそうです(笑)。色々お話していると、やれ洞爺湖のウィンザーホテルに泊まったとか飛鳥に乗ったとか、下手に喋れば自慢話になりそうですが、本当に楽しそうに喋られるのでこちらも聞いていて楽しくなります。自分も洞爺湖の近くのホテルは昭和新山を見た帰りに泊まりましたが、夏場は毎日洞爺湖で花火が上がる事や、飛鳥は神戸の船で働いている時に見ただけでも、全く経験が無いよりは会話になります。北海道に行ったり、飛鳥を見た事も、何もかも無駄では無いと思いました。お客様を見いていて、こんな風に年を重ねられたらとも思いました。うちの息子は最近福井弁を喋りだして若干イラつきますが(笑)、あんな感じの良い大人になるためにも、早く親元から放してやろうと思います。30歳、40歳になっても実家から出た事の無いような長男なんて気持ち悪いですが、福井では結構いるのでビックリします。