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2016-05-16 00:05:00

コンプライアンスやらハラスメントやら窮屈な世の中ですが、コンビニのマニュアル通りの接客にもがっかりします。近所のコンビニはコーヒーだけが目的ですが、100%必ずカラアゲ君を勧めて来ます。確かにカラアゲは好きですが、コーヒーを飲みたい気分の時にはいりません。「今腹いっぱいやし」とか「ダイエット中やから」とか「今から飯食いに行くから」とか、こちらが気を使って毎回断るのも気にしていないようです。この前は少し虫の居所が悪い時にまた勧められたので、「コーヒーとカラアゲって一緒に食べて合うの?勧めるならせめてドーナツとかと違うの?」と聞いてみたら、店員はフリーズしてしまいました。実際はもっとキツい関西弁だったから固まったのかも知れませんが(笑)、答えられもしないなら最初から黙ってればいいんです。店長の言う事にただ従うだけならペッパー君の方がマシだと思います。ジョークで返して来るかも知れないし、コーヒーに合う物をデータ化して自分で考えて勧めてくるかも知れません。カラアゲを作る時も手袋をしなくていいし、両手の指の間に鶏肉8個挟んで素手でフライヤーに突っ込んで揚げれたら揚げ網もいらないですし(笑)。まあ、その店員が悪いんじゃ無くて、店長か本部からの支持で言わされているだけでしょうが。パチンコ屋さんのコーヒーレディーや、電車内や野球場の売り子さんなど、同じ商品を扱っていても売り上げは全然違うと聞きました。共通しているのはどうしたらお客様に気持ち良く買ってもらえるかを自分の頭で考えている事です。電車なら名産品や駅弁を方言まじりでやり取りしていたり、野球場では応援しているチームが負けている側のスタンドでも、ホームランが出たら買ってもらうように予約を取り付けたり。もちろんコミニケーション能力と記憶力も重要です。朝からパチンコ屋で5万突っ込んでる人に、コーヒーを勧めてもそれどころじゃ無いでしょう(笑)。大当たりして気分のいい時に行くとか、何か自分なりに考えないと同じ仕事をしていても面白くない気がしますが・・・。コンビニの話を嫁にしてみると、相手がマニュアルで来るならこっちもマニュアル通り「いりません」って5文字だけ言えと怒られました(笑)。嫁はサービス業では無いし、接客が気になる自分だけの職業病かも知れません。