昨日も何とか１人で８名様の料理を出せましたが、団体様の料理は１種類の決め打ちにさせてもらっています。その分、大人のお子様ランチのようなバリエーションにしようと考えています。好みは人それぞれなので仕方無いですが、決め打ちの料理でマズイ料理なんて許されないので気がはります。良い言い方をすれば基本に忠実な料理、悪い言い方をすれば冒険出来ない面白味の無い料理です。何回も来てくれている人もいるので、メイン、ソース、ガルニ、冷菜、スープ、デザートまで毎回変えています。(レボンにハズレ無し)と言われて普通の人間なら嬉しいでしょうが、アマノジャクな性格なので何かモヤモヤします。結局は当たり障りの無い料理になってしまっている気もします。今日のメインは豚バラ肉のコンフィ―、ジャガイモのガレット、ラタトゥイユ、新玉ネギのサーモンマリネ、パンで1080円、デザートが＋220円でショコラプリンとアイス、ドリンクも+220円です。原価を考えれば使える食材は限られてくるのがジレンマです。年末に作った輸入肉のローストビーフもそこそこ美味しくて好評でしたが、嫁の実家に正月に持って行った和牛のローストビーフとは比較にもなりません。食材の違いをテクニックや知識、仕事量でカバーするのが調理師の腕の見せ所でもあります。他の店がどんな料理を出しているのか知りませんが、逆にプロが作るハズレの料理ってどんな料理なのか気になります。和食や中華は素人の自分でも、ハズレじゃ無い位の味は出せていると思います。伊達に毎日(おしゃべりクッキング)を録画していません(笑)。プロが作っているならマズイ料理では無いでしょうし、結局はその人の好みでアタリはずれが決まっている気もしますが・・・。次回のメイン料理は(ＮＯＭＡ)をリスペクトして、ボタンエビの上に庭で拾った蟻にしようかな(笑)。まあ、それは冗談としても、あまりクラシックな料理ばかりでは自分も面白くないので、良い意味でもう少し遊んでみようと思いました。料理の写真はオハナ絆のアメブロに載っているみたいです。