やっぱり雑誌に載せるとそれなりの反響があります。今日も一人で12名相手にしたので少し疲れましたが、体力的なことより客層の違いに驚きます。普段は50オーバーのマダムがほとんどですが、雑誌が雑誌だけにいろんな層が来店してくれます。売上を考えると忙しいのはいい事かも知れませんが、やっぱり自分の感覚は少し世間とは違うのかも知れません。従業員も雇っていないのでほどほどで良く、体を壊さない程度に細く長くが理想です。スマホ依存で会話も料理も興味の無い人、飲食店に両替を頼む人、予約無しの飛び込みで時間が無いと言う人（知らんがな）・・・。オーナーの自分が売上欲しさに出来もしない数の予約を入れたり、メニューをアホみたいに広げていたり、単純に仕事が遅いならいくらでも謝りますが、時間が無いなら早さを売りにしている飲食店を選ぶのはお客様側にアドバンテージがあると思うのですが・・・。若い頃なら食い気味でキレていましたが、今は自分の価値観を人に押し付けないように言葉を選んでいます。自分も飲食業界以外はどんな暗黙のルールがあるかは分かりませんし、色んな考え方があるから人と接していて面白い面もあります。調理ばかりやって来たので、接客のストレスも面白味もある意味いい刺激です。このまま行けば60歳くらいで悟りを開けそうです(笑)。