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2021-02-02 18:21:00

訪問をありがとうございます。

 

今ね、30分くらいかけてサイトを更新したんです。

 

で、『公開ボタン』を押したとたんに画面が消えてしまいました。

 

く・・・悔しい。

 

そんなわけで、改めて書き直しているわけですが、同じことを2回書くというのはものぐさな私にとって、苦行以外の何物でもありません。

 

トホホ・・・(;´д`)

 

 

 

 

今日は、午前中江東区の協働事業提案制度申請のためのコア会議に出席しました。

 

参加者は6人ですが、この方々、それぞれ全く違う生活を過ごしています。

 

 

 

 

提案者のAさんは現在80代ですが、30代の頃に障がい者支援に携わったことをきっかけに、子育て支援・まちづくり・高齢者支援と、全ての社会保障分野を網羅する形で活動をされています。

 

また、長年会社を経営されており、現在はお子さん夫婦に譲ったと話しておられますが、まさに『論語と算盤』を地でいく人格者です。

 

Bさんも80代ですが、代々区内で地域密着の生活を送っており、ご自身は自営業をしながら保護司や民生委員・町会長などを経験され、現在はご両親の自宅を地域開放することで、地域のつながり作りに貢献されています(子ども食堂や学習支援なども行っています)。

 

Cさんは、住民のための地域ということを意識しながら活動をされており、マンション内で助け合いの仕組みを構築したりと精力的に『つながりづくり』に励んでおり、交渉や司会進行が抜群に長けています。

 

Dさんは、自身の身の回りの圏域で活動をしていましたが、現在は、国家公務員としての経験を活かして文書作りを一手に担ってくれているという文書作成のスペシャリストです。

 

Eさんは、活動をする中で周囲からリーダーに推し上げられる人格者で、常にいろんな視点から物事を考え意見をくださいます。

 

 

 

 

年齢も過ごしてきた背景も違う人たちの共通点は2つ、『同じ地域に住んでいる』ことと『次世代にもっと良い地域社会をつなぎたい』という思いです。

 

そんなメンバーの取り組もうとしている協働事業は『地域コミュニティの人材育成』です。

 

住民・行政・企業が一緒に学びながら地域の助け合いを考える。

 

そして、その中でお互いを知り、関係性を構築しながらそれぞれが自分に合った居場所と活躍の場を持つことができる地域。

 

これ、人情のまち江東区なら実現できるのではないかと私は考えています。

 

 

 

 

この事業の何が良いかというと、『住民と行政が一緒に学び・考え・行動する』ということです。

 

現代の社会課題は複雑です。

 

それらを行政や専門職に『なんとかせい』と押し付けるのではなく、地域の住民も一緒に学びながら考え、その中で自分の強みを活かして活躍する。

 

人の持つチカラはすごいけれど、もっとすごいのは『人のもつチカラは掛け算になる』ということ。

 

自分に関係がない課題に無関心になるのではなく、地域にある課題に対して、自分の強みを活かしながら地域全体で解決に向けて考え行動できる地域。

 

それを行政は後方支援したり、時にはイニシアチブを取りながら誘導したりする。

 

企業は、自社の利益追求だけでなく、自分達が籍を置いている地域を知り、CSVの概念で関わることで地域の醸成と自社の利益の両方を追求する。

 

これが、本当の意味での『地域づくり』ではないかなぁ~なんて考えています。

 

皆さんは、地域とどのように関わっていますか?


2021-02-01 08:00:00

きっかけ☆

 

訪問をありがとうございます。

 

今日から2月ですね。

 

昨年から1つ決めていたことがあるのですが、今日から『できるだけ毎日サイトを更新する』ことをもくろんでいました。

 

土日など毎日は無理ですが、平日は毎日更新できるよう頑張ります☆

 

いや・・・平日毎日更新できるのかかなり不安ですが、目標とします。

 

 

 

そんなわけで、久々の更新に伴い、何を書こうか迷ったのですが、今日は原点回帰をして『ケアマネジャーってなんにためにいるんだっけ?』ということを書いてみたいと思います。

 

その前に、介護保険制度についての確認です。

 

介護保険制度の目的は、介護保険法第1条に書かれています。

 

要約すると、『加齢によって介護が必要な状態になっても、尊厳を保持しながら、その有する能力に応じ、自立した日常生活を営むことができるため』にあると書かれています。

 

つまり、『年齢を重ねても、自分らしく主体的に毎日を過ごすための制度』ということになります。

 

また、介護保険制度では『自立した日常生活を営むことができるように』と初っ端に謳っていますが、実は『自立の明確な定義』はありません。

 

しかし、介護保険法第1条や2条第4項や第4条などを読むと、明確な自立の定義はないものの、介護保険の目的や説明から『自立とは、支援が必要な状態になっても、主体的に自分らしく生活すること』であることが分かります。

 

十年以上前に流行りましたが、『じりつ』とは、自立と自律の両方を指すわけですよね。

 

 

 

 

その『自分らしく過ごす』ための手段として、利用者は様々なサービスを利用するわけで、それは『利用者自身が“こういう生活を送れたら良いな~”と思い描く生活』と、現状の乖離を埋めるために主体的にサービスを利用することが、介護保険の正しい利用の仕方になります。

 

そして、その伴走者として、時に利用者に寄り添い丁寧に質問を重ねながら、利用者自身が自分の思いを整理・言語化するお手伝いをしたり、必要な時に必要な情報を提供し、利用者自身が自分の描いている日常生活を実現するための手段を選択できるためのお手伝いをしたり、その『思い描く日常生活』を具現化するために、支援者チームをまとめながら調整する役割がケアマネジャーなわけです(長くてすみません)。

 

介護保険制度が3年に1回法改正・報酬改定がなされる中で、ルールの変更に振り回されたり、ルールを遂行する多忙さの中で、つい本来の自分の役割や介護保険の目的を忘れてしまいがちになりますが、介護保険制度の目的は20年間変わりません。

 

つまり、介護保険制度とは『いくつになっても前向きに生きるための制度』であり、私たちケアマネジャーは『その伴走者』としての役割をになっている。

 

ここは、介護保険制度創設時より変わっていないということを、先日、改めて実感しました。

 

 

 

 

ケアマネジャーの役割は伴走者。

 

だからこそ、利用者が『思い描く日常生活像』を作れないまま、困りごとだけ聞いてサービスを紹介するのはなんか違うし、ましてや、生活状況を聞いて(アセスメント)ケアマネジャーが『勝手に課題を推測して支援をつなぐ』ことは、もっと違うと思うわけです。

 

ケアマネジャーのかかわり方で、利用者の終末期は大きく左右されます。

 

役割と責任に対して待遇で満足が薄い状況であることも分かりますが、それでも、利用者との関わりの中で、利用者の自尊心を育んだり『あなたに出会えてよかった』と言っていただけるような関わり合いができるように、日々、できる範囲で地域の仲間と協力しながら研鑽していきたいものです。

 

改めて振り返ってみて、ケアマネジャーを楽しんでしていますか?


2020-10-13 22:39:00
地域福祉フォーラムが開催されました☆

訪問をありがとうございます。

 

前回のサイト更新が真夏だったにもかかわらず、気が付けば長袖を着ている季節になりました。

 

皆さま、体調を崩すことなく毎日を楽しく過ごしておられるでしょうか?

 

 

 

 

今日は、毎年行っている「江東区地域福祉フォーラム」が開催されました。

 

これは、当区助け合い活動連絡会・行政・社会福祉協議会が共催で開催しており、今年は第6回になります。

 

地域活動にどっぷり浸かり、6年前の助け合い活動連絡会発足時から会に参画している私としては、年に1回地域で助け合いについて考えたり学んだりするこのフォーラムはとても大切にしています。

 

今回は、新型コロナウイルス感染症の関係で参加者は少ないことを懸念したのですが、おかげさまで80名定員のところ、88名という満員御礼の状況で開催できました(定員200名の会場なため感染防止対策は行えています)。

 

来場いただいた皆様、共に開催に向けて準備した仲間たちに感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 

 

 

今年のフォーラムは『コロナ時代の助け合い活動』というテーマでした。

 

最初に、公益財団法人さわやか福祉財団理事長の清水肇子氏に講演いただき、その後、地域活動を行っている方々に事例報告をしてもらうという形で進められました。

 

毎年行っているグループワークを行うことはできなかったのですが、それでも得るものは多く、同時に『状況に合わせて考え行動する大切さ』を再確認することができました。

 

 

 

 

特に、清水理事長の講演で話をされていたのは、『つながる力とつなげる力』の大切さです。

 

自分から『つながろうという力』と同時に、地域で『つなげようという力』が大切で、この2つが発揮できた時に、地域力は向上するのだということを、改めてしみじみと感じました。

 

そのためには、コロナ禍ではあるけれど『つなげる力』が減少しないよう、各人ができる範囲でできることに取り組む。

 

そして同時に、団体で活動しているところは、皆で話し合いをしながら『自分達で考え判断して行動する』ことの大切さの重要性を、改めて認識することができました。

 

 

 

 

私自身は、『自身の安全と団体の安全を配慮しながら無理なくできる範囲で』をモットーに取り組みを行っています。

 

そのため、手作り布マスク作りもご近所ミニデイも地域活動団体への無料場所貸しも継続していますが、感染症対策は十分に行いながら、これからも活動は継続していこうと思っています。

 

また、来月当区で開催される、共生社会を目指した『深川アートパラ』の実行委員としても、活動を休むことなくできる範囲で布教・協力していきます。

 

 

 

 

感染症が全国に広まってまだ一年は経っていませんが、そんな中でも現状から新たな生活変容・活動変容は進められています。

 

何が正解かはわからないからこそ、一緒に活動する仲間と丁寧に話し合いをしながら、心身健康維持に向けて行動する。

 

その活動を通じて、一人でも多くの方が『地域で自分に合った居場所と活躍の場』を持てるようになるといいなと思います。

 

皆さんは、地域がもっと豊かになるために取り組んでおられることはありますか?


2020-08-07 10:56:00

訪問をありがとうございます。

 

毎日うだるような暑さが続いていますが、皆さま元気にお過ごしでしょうか?

 

今はサービスBを提供していますが、参加している方より江東区は後期高齢者宅に『首巻用冷感タオル』が届いたという話を聞きました。

 

状況を見て対応してくれる行政は素晴らしいです。

 

住民も、楽しみながらできる範囲でですが、手作り布マスクをつくっては、医療機関や保育園を通じて地域住民に配布したり、地域住民同士で電話をかけたりして交流を図っています。

 

皆ができる範囲でできることに取り組む。

 

そして、他者を批判しない。

 

このマインドでいることができれば、コロナ禍は乗り越えられる気がしています。

 

 

 

 

さて、今日は、サービスBの昼食を近所のパン屋さんで購入したのですが、その時に『お金って感謝だけでなく応援するために遣うものでもあるんだな』ということを実感しました。

 

以前、お店で買い物をしながら『最近どうですか?』的なことを聞いた時、『やっぱり大変な状況ですね』と話を聞いていました。

 

コロナカ禍でどの業界も大変な状況だと思いますが、私にできることは、『地域のお店で買い物をして少しでも店舗が継続することを応援する』しかありません。

 

そりゃあ、Amazonなどを使って『ポチ』と親指1本で物を買うこともできます。

 

本当に便利な世の中になったと思います。

 

…が、できれば地域でお金を廻すことで経済圏を創った方が、コロナ禍の社会を考えた時、一番感染症を拡大せずに経済を廻すことに貢献できると思うんですよね。

 

 

 

 

 

そんなわけで、2月以降は昼食は近くの飲食店で積極的にテイクアウトをしています。

 

来週は障がい者の就労支援のお弁当屋さんでお弁当を購入する予定です。

 

一人ひとりの力は小さくても、たくさんの人が同じマインドで『3食のうち一食は地域のお店でおいしいものを購入しよう』と思うだけで、だいぶ経済は廻ると思うのですよね。

 

ちなみに、個人商店に行っては知らないお客さんと駄話をしてしまう私は、本当におばちゃんだなと思います(お店にいるお客さんにおすすめ商品を聞いて購入してしまう)。

 

そして、ちょっとした時にちょっと話ができ、それで人の交流ができるこの地域って、本当に良いなと思う私でした☆


2020-07-22 12:20:00

訪問をありがとうございます。

 

今日は、提案したいことがあり、サイトを更新させていただきます。

 

 

 

 

まずは、情報提供から☆

 

日増しに感染者数が上昇しておりますが、各事業所では模索しながら感染防止に取り組んでおられることと思います。

 

そんな中、日本訪問看護財団が、新型コロナウイルス感染症(疑い)療養者の在宅ケアチームに感染防護具セットを無料配布するという案内を教えてもらいました。

 

フェーズの変わっている今は、本当にありがたい取り組みだと思います。

 

備蓄目的ではないため(ここ重要!)一定の条件はありますが、全国の感染拡大状況をみると、いざという時に備えて案内は皆で共有しておいた方が良いと思い、リンクを貼らせていただきます。

 

7月27日から開始です。

 

https://www.jvnf.or.jp/covid-19_project2020.html

 

 

 

 

・・・という情報提供の上で私が提案したいことは、日本訪問看護財団に頼るとか、ありがたいと感謝するだけではなく、この情報を基に、保険者でもこういう取り組みをしてもらえないか交渉してみるという提案です。

 

現在の体制は、陽性反応者に対しての治療は確保できていますが、濃厚接触者に対しての対応は不十分な状況です。

 

そのため、周囲に陽性反応者が出てしまい濃厚接触者になった途端に、今までの支援を断られてしまうケースが多発してきていることがわかってきました。

 

 

 

 

今までは予防の観点からの取り組み重視でしたが、これからは濃厚接触者対応についてもより迅速に準備をしていく必要があります。

 

とはいえ、これだけのセットを個々の事業者が準備するのは大変。

 

オマケに、皆が一斉に対応準備(買占め)に入ってしまうと商品不足が予測されます。

 

そこで、保険者にまとめて購入してもらいセットとして販売してもらうことや、濃厚接触者対応の際には無償で支給を受けるという仕組みが必要になると感じています。

 

 

 

 

各自治体には職能団体や連絡会があると思うので、団体の力を借りながら提案していくのはいかがでしょうか。

 

私達は生産性という部分では社会に貢献は難しいですが、新型ころなウイルス感染症で高齢者が罹患したり重症化しないための貢献はできると感じています。

 

あくまでも、自分達の保身のためではなく、利用者の中に濃厚接触者が出ても撤退することなく支援継続できることが、地域のために大切な支援体制の1つだと思うのです。

 

『利用者や家族に濃厚接触者が出ても支援を中断することなく続けることができるために』

 

これは大変重要な視点だと感じています。

 

今までは予防の観点からの体制づくりとなっていましたが、今後は、利用者やその家族が罹患した際も支援を滞らせることなく提供できる体制づくりを考えていくというか。

 

皆さまはどのように考えますか?