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2017-08-11 08:26:00

訪問をありがとうございます。

 

相変わらずバタバタと毎日を過ごしている私ですが、忙しいからこそ、今一度立ち止まる必要性を感じています。

 

そんなわけで、今日は一日中予定を入れずに思考にふけっています。

 

3連休の方もおられると思いますが、皆さまはどんな一日をお過ごしですか?

 

 

 

さて。

 

先日、とある方と、活動に対して描いている方向性やその手段について話をしました。

 

結論から書いてしまうと、同じだと思っていた想いは違かったということがわかり、それはそれでとても良かったです。

 

私自身、『あ〜、そういう考え方もあるのね』ということを学び、勉強になりました(そこには批判も共感もありませんでした)。

 

 

 

地域包括ケアシステム・共生社会について、どれだけの方々が国の現状と今後(全体像)を把握した上で、意図を正しく理解し意見を持っているのだろうか?

 

私は、地域包括ケアシステムは社会保障を削減せざるを得ない日本にとって、現段階ではベストのシステムだと思っています。

 

また、この仕組みを完成・パッケージ化することができたなら、海外に対しても先頭切って介護という分野のイニシアチブを取ることができます。

 

 

 

今の日本は、長寿に伴い介護の長期化が予測され、これから莫大に増えるであろう高齢者数に反して、納税者の減少している現状は、今後、社会保障バランスの崩壊を招くであろうことは、周知の事実です。

 

地域包括ケアシステムの要は『地域住民』です。

 

もう少し細かく言うと、『バリバリの現役世代を終えた元気な地域の住民』です。

 

この方々に支え手として地域で活躍してもらうということは、『元気な高齢者を増やし、その人達の健康寿命を伸ばす』ことができるのです。

 

結果、医療や介護を必要とする期間が減り、社会保障費も減少させることができるのです。

 

これは、住民に取っても良いことであり(誰しもできれば介護保険には頼りたくないですからね)、国に取っても良いことなわけです。

 

長寿が悪いわけではなく、長寿に伴い医療・介護(社会保障)を必要とする期間が長引くことが悩ましいわけで。

 

であれば、会社を引退した後、その力を(有償無償問わず)地域に使うことで、本人も地域もハッピーな関係を作りましょう、というのが、地域包括ケアシステムの目的です。

 

役割を持って活動している方と、そうでない方の健康状態の比較は、言わずもがな・・・ですよね。

 

元気なうちに社会貢献することで地域で役割意識を持ち、それを継続して行うことで健康をできる限り維持する。

 

結果、平均寿命が延びても社会保障に頼る人は減る。

 

 

 

また、介護の人材不足が懸念されていますが、この原因として私は『過剰介護と役割意識を持てないこと』だと感じています。

 

決して、報酬云々だけの話ではないと感じています。

 

そういう意味でも、『比較的元気な方は地域で支え合いましょう。専門的な介護が必要になったら介護保険に頼りましょう』という方向に持っていくことができれば、介護の人材不足問題は、かなり軽くなると思います。

 

そして、このシステムの構築にいかに貢献できるかによって、今後の専門職としての地位確立がなされると考えています。

 

 

 

やたらと『連携』という言葉が流行り、やれ医療だ多職種だと言われていますが、今、本当に繋がるべきは地域であり、ケアマネジャーに関しては、地域のケアマネジャーの同士が繋がり、さらに地域住民、そして地域のボランティア活動等を取り仕切っている社会福祉協議会と繋がることが大切だと思うのですよね。

 

そこで、ケアマネジャーの重要な役割の一つである『マネジメント機能』を発揮して、社会福祉協議会と協力し合いながら、上手に地域の支え手と専門職を繋いでいくことが、今できる最善の取り組みだと私は考えて活動をしています。

 

また、関わりを通じて『あなたという人は必要とされている人間なのだ(存在自体の承認)』と利用者にアプローチすることもケアマネジャーの大切な役割ですが、これを地域の支え手に対しても行う事ができると考えています。

 

ただ、『介護人材が不足している。だから人材を増やすために報酬をあげるべきだ』という考えではなく、『社会保障費削減のために私達はこういう取り組みを行った。だから私達の専門性を認めて』という考えです。

 

 

 

私自身、現在住民主体の会議やサービスBのモデル事業に関わらせていただいていますが、そこでの位置付けは『株式会社エンパワーメントの加藤』ではなく、『ケアマネの加藤』です(株式の名前を前面に出すことで売名行為と取られるのは、一緒に頑張ってくれている職員に申し訳ないと思って一般社団を立ち上げたのです)。

 

その想いは、個人の利益に繋がる活動ではなく、『ケアマネジャー』という立ち位置で地域と関わることで、ケアマネジャーという存在や役割を知ってもらい、『ケアマネジャーって大切な仕事だね』と感じてもらいたいという気持ちがあります。

 

あぁ、そのためには私自身が襟を正し、誠実に取り組み続けていかないといけないですね(今、これを書いていて、改めて自分自身にプレッシャーをかけてしまいました)。

 

 

 

最後に☆

 

私の考えが良いとか悪いとか、正しいとか間違っているとか、他の方の意見が良いとか悪いではなく、社会保障の現状と今後を踏まえて、一人ひとりのケアマネジャーが『どうしたら良いか?』を、主体的に考えることが今一番必要だと考えています。

 

現場の人間が評論家になってしまっては残念です。

 

ルールや仕組みを日々の実践と照らし合わせ、制度や誰かの考えを否定するのではなく『こういうことが必要なんじゃないのか?』と言えるだけの力を持つことが、一番必要だと思うのです。

 

そして、それらを地域の人達や専門職・行政と協力し合いながら創っていくことが、一番必要だと思うのです。

 

 

 

なぁんて。

 

久々に私自身の考えを一方的に書いてしまいました。

 

皆さんは、社会保障の現状と今後を踏まえて、これからのケアマネジャーの役割をどのように考えますか?


2017-08-06 00:27:00

訪問をありがとうございます。

 

今日は、実家で花火大会があり、半年以上ぶりに両親に会いました(新年以来です)。

 

両家の実家とは車で30分もかからない距離にあるのに、用事がないと会いに行かないそっけなさに、母はいつも不満なようです。

 

私は、用事がないのに顔を出してもなぁ~・・・なんて思うのですが。

 

これが『親の気持ち子知らず』なんですかねぇ。

 

 

 

さて。

 

先々週から週末は関西に出張続きの私でしたが、今週は久々に腰を据えて仕事に取り掛かることができました。

 

とはいえ通常の時間配分としては、本業の個別ケアマネジメント半分、地域に対する会議や面談等半分という割合ですが。

 

その中で、他業種で尊敬している方に、私の課題を教えてもらいました。

 

自分自身が気づいていない自分自身の課題ってあると思うのですが、私がいつもありがたいなぁ~と思うのは、そういうことを教えてくれる人が常に身近にいることです。

 

 

 

そして、私自身の課題ですが、いただいたものは2つです。

 

一つは『課題設定の掘り下げ』、もう一つは『実弾を持つこと』です。

 

詳細は割愛しますが、課題設定に関しては、私自身の『こうしたい』という思いを具体化する必要があるという事です。

 

『こうしていきたい』という話だけではなく、そのために何が必要で具現化するためにはどうしていくことが良いのか、もっともっと自分自身で掘り下げて言語化できるようにしないといけないということが分かりました。

 

そして実弾というのは、『キャッシュを持ちなさい』ということです。

 

今の経営が何とか成り立っているから良し、ではなく、やりたいことが明確化しているのなら、いざ実行に移す際の先立つものを確保しなさいよ、ということですね。

 

こういう話を聴くと、改めて『あぁ、私は事業を興しているんだなぁ~』と実感します。

 

 

 

そんなわけで、今日は自宅でだらだらしながら教えてもらった2つの事について考えていました。

 

そして、一応自分自身の中で整理の目途が立ったので、今までデ〇ーズでノートにまとめていました。

 

おかげさまで、今まで頭の中で考えていたことを言語化で来そうな他、課題を掘り下げることで、具体的な会社の行動計画を立てることができそうです。

 

 

 

実弾については、そもそものお金の価値についてが関わってくるため、次に書こうと思います。

 

それにしても、せっかくの2連休を取ったのに、こんなことばかり考えている私って・・・。

 

少しは女性らしさについてとか、家族や自分自身について考える余裕の持てる日は来るのでしょうか?

 

無理っぽいなぁ~。

 

 

 

皆さんは身近に、自分の課題を教えてくれる人はいますか?

 

耳の痛い話もあるかもしれませんが、教えてもらうことで、何かのきっかけが得られるかもしれませんね。


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