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訪問をありがとうございます。
昨日は午後から助け合い活動連絡会の研究会があり、そこから少し遅れての新年会がありました。
いやぁ、本当に地域の方々と交流すると元気をいただけます。
どこに元気をいただけるかというと、想いと行動がシンプルなところ☆
まちを自分事として考え、良くしたいという想いからできることに取り組む。
この姿は、様々なことを教えていただけます。
さて、一昨日午後にサイト制作についての打ち合わせを行いました。
4時間ほど行ったのですが、その中で以前から私の中で悶々と悩んでいたことに結論を出さなければならないことが起きました。
何に悩んでいるかというと、『このサイト、助成金でやっちゃっていいのか?』ということです。
もっと言うと、『継続性の担保を考えたら、一般社団で事業を行うこと自体が間違いではないか』というか。
というわけで、今回はお金の話になりますので、興味のある方のみ読んでいただけたら幸いです。
活用した事のある方はご存知だと思いますが、WAM助成金は人件費を取れません(正確に言うと『アルバイト代』や『謝金』という形で一部支払いをする事はできますが、交通費程度にしかならないのですね)。
また、一般社団は100%個人出資(私の給与を一般社団に入れている)で行っており、その形は『完全非営利で役員は報酬ゼロ』なんですね。
で、今回のサイト制作に関わっていただく方々は、ガッツリプロの方に関わっていただいています。
そして、来年度からは私自身もケアマネ業を辞めて地域貢献だけを行うようにします。
そんな状況で、(お金のない社団が)プロとして行っていることを『地域のため』という理由で、無償奉仕してもらうことに違和感を覚えたのです。
つまり、サイトを一般社団で行っている限り、お手伝いしてくださったプロの方にはきちんとお礼をすることができず、私自身も報酬を得ることができないため、どんなに良いサイトをつくっても、継続不能になるリスクがとてもとても高くなってしまうのです。
当社は単独の居宅介護支援事業所です。
職員の給与は、恐らく地域の中でも真ん中より上の金額をお支払いしています(それ以上に頑張ってくれています!)。
そんなわけで、介護事業の中で唯一の赤字部門と言われているケアマネ業一本でいくには、自分の給与は自分で稼がなければなりません。
しかし、私自身は担当を30件以上減らしたわけで(ザックリ計算すると60万以上の売上減です)。
私自身の給与も発生しなくなると、そもそも事業自体が成り立たなくなるのです(給与がゼロだと社団の家賃等々を出資できない)。
また、社団では、理事を含め誰かに定期的に報酬を出すという仕組みを当法人は定款に入れていないのですね。
そんなわけで、今、リスクを負ってでも初めから株式会社でサイト事業を行った方が良いと考えていたのです。
株式で行えば、最初に寄附活動をがむしゃらに行えば、プロの方にお金を払うことができるので(助成金では支払うことは不可能です)☆
正直、助成金申請のために費やした労力は半端ないものがありますし、たくさんの方々に助言をいただき協力をしてもらいました。
が、『地域のため』とはいえ継続しないと意味がないし、プロの方に対してはきちんと対価を支払いたい。
お互いに責任を持って取り組んだ方が、長い目で見てサイトの質や取り組みがうまくいくと思ったのです。
ちゃんと責任を持って行いたいから株式会社の事業にする。
というわけで、昨日より理事の方々に事情を説明し、助成金取り下げの了承を受けるために走り廻るために意気込んでいたところ、申請仲間に『あ、助成金期間の一年だけ社団で行って、助成金が終わったらすぐに株式に譲渡することはできるよ』と言われ、気が抜けました。
お金の事で関係性が壊れるのはイヤなので、リスクを負う覚悟でいましたが、抜け道が見つかりホッとしています。
そんなわけで、明後日、これからの関わりと報酬について、再度相談をしたいと思います~。
訪問をありがとうございます。
先週、長女との約束を破ってしまった私は、今日こそ絶対に長女とデートすると意気込んでいます☆
はい、これを更新した後も横になったりはしません!(多分・・・)
さて、当区の活動団体さんの特徴の一つに、『分野を超えた活動団体のつながりがある』ということがあります。
高齢者・子育て・障がい・まちづくり。
様々な分野の活動を知ることで、本当に効率的なつながりの仕組みを考えることができるのですね。
当区で、それを一番理解し実践しているのは、東砂という地域に住んでおられる方です。
この方の活動話を聞くと、『以外に多世代交流って可能じゃない?』と思えてしまうのです。
私が良く考える効率的な多世代交流は、『(小学校の)放課後教室を企業に委託するのではなく、小学校で地域の住民が行えばよい』というものです。
実際には委託事業として民間に委ねているため実現は難しいようですが、これこそ、地域の中で助け合って完結することが、多世代交流や地域での顔の見える関係つくりのキッカケになると思っています。
まず、小学校区ということで、年配者にとっては多少足腰が悪い方でも何とかムリなく通える範囲であり、一番身近な生活圏域であるということ。
そこで子どもと年配者が交わるということで、子どもにとっては親以外の逃げ場ができますし、年配者にとっては元気をもらうことができます。
さらに、親が迎えに来れば、年配者と親も顔見知りになれます。
ここで顔見知りになれば、日頃まちであった時にも挨拶ができる関係性が構築できるのです(挨拶は防犯効果もあります)。
そして何よりも、行政は委託業者に渡す費用を削減することができ、その分を他の子育て事業に使うことができます。
というわけで、これは、どの人にとっても笑顔になれる取り組みだと私は考えています。
また、例えば集合住宅であれば、マンション内で『土曜日の午前中に多目的室を開放してマンション内の子どもの勉強を年配者がみる』とか。
そうすれば、親はしっかりと掃除や洗濯の時間を持つことができるし、夫婦の時間もゆっくり持てるし、子どもは安全な環境(住まいの中)で親以外の大人と接する機会が持てるし、年配者は子どもの勉強をみてあげることで自身の存在価値を高めることができます。
何よりも、『マンション内であった人には挨拶しちゃいけません』なんて、バカげた規則は不要になりますし。
こんな形で、知恵を出して行動する勇気さえあれば地域はいくらでもつながるチャンスはあるし、難しく考える必要はないと思っています。
住民主体型の通所介護をしていて分かったのですが、関わりの中で困りごとの話をすると、高い確率で『それ、私が助けるわ』という方が出てきます。
具体的には、通所で知り合ったボランティアが、参加者が受診したいけど一人で行けないことを話した時に、『私が行ってあげるわよ』という反応を受けることができるのです。
このように、外での関係性から住民同士の訪問介護的な支援につながる確率は高いのです。
顔の見える関係ってこういう素敵な効果が得られるし、こういう関係を築けるまちは安心して過ごせるのではないでしょうか。
行政がコストをかけて課題を解決することは手軽で安全ですが、反面、せっかくの地域のつながりをなくしてしまう場合もあるのですね。
皆さんの地域ではいかがでしょうか?
訪問をありがとうございます。
昨日は一日かけて事業戦略を練っていた私です。
午前中にサイトの在り方や拡げ方などを考え抜き、午後からサイト画面遷移の打ち合わせを行ったのですが、一歩ずつ具現化されていくことを実感し、さらに夜も、どういうスタンスにしていきたいのかを考え抜いていました。
そんなわけで、ここ数か月は過ごす時間の90%以上を地域に費やしている私です(10%はナイショです)。
さて、今日は昨日やっと入手できた書籍から学んだことを書かせていただきます。
ダイヤモンド社から出版されている『NEW POWER』という本ですが、これは発売当初から読みたくて仕方のない本でした。
一方で、しっかりと向き合って読みたい本というのは(読み流したくないから)気軽に購入できないのですが、この本は私の中でそういう本です。
そして、いざ欲しいと思った時には書店になく、4店舗目でやっと見つけることができました。
この本に書かれていることは、これからの『力』の在り方とそれを踏まえて効果的に行動するための指針が書かれています。
昔、力は中央集権的に特定の人が抱えていましたが(それで財を成していた)、今は通信の発達により少数の人が力を掌握するのではなく、多数の人の声と行動が力を生み出して大きなものになっていくという流れになっています。
また、確固たる絆の確立というよりも、緩い複数のつながりをその時々で紡いでいく流れになっていると思います。
そのあたりを『オールドパワー』と『ニューパワー』という表現で、とても分かりやすくたくさんの事例を用いながら説明している一冊です。
そんなわけで、昨夜ウキウキしながら本を持ち帰った私に夫が放った一言。
『時代を先取るニューパワー』(同世代の方はご存知かもしれませんが、昔のとんねるずのギャグです)
・・・なんというか、私はこんな夫のおかげで、必要以上に力まずに過ごすことができているのかもしれないと、改めて感じました。
それにしても、ギャグが古すぎて笑えなかったです〜。
訪問をありがとうございます。
今日は長女と次男の授業参観があり、夫は張り切って仕事を休んだのですが、長女がまさかのインフルエンザによる学級閉鎖☆
あぁ、かわいそうな夫・・・。
まぁ、久しぶりに朝から長女とゆっくり過ごせるので、それはそれで良いのかもしれません。
そして私は授業参観や学級閉鎖に関わらず、通常運転(仕事)です☆
さて、昨夜は文京区の知人とそのまた知人と会合があったのですが、とても有意義な時間を過ごすことができました。
この方々はソーシャルビジネスをしており、地域性の違いを含めて勉強になりました。
人材育成に強い方は、組織の人材育成に取り組んでいたり、各々の活動の中で感じたこと・必要と思うことや取り組みなどを聞くことができたのは、私にとっては至福の時間でした。
調整をしてくださったKさん、ありがとうございます。
そして、様々な取組を知れば知るほど活動団体やボランティアは、行政や社会福祉協議会のみでなく、企業(個人商店含む)や高校や大学等教育機関とつながることの大切さを実感しました。
都内は大丈夫と言われていますが、それでもいずれ人口減少は来ます。
その時に備えて、今のうちから地域と企業・教育が手を結び、各々のできること(特性)を知り、上手に手をつなぐことができたら、社会はもっともっと楽しく良くなるのではないかと思うのですよね。
目指すは、地域の住民が主体的に楽しんで地域に参画できるまちになること☆
そういえば、今日は冊子第2版が届いたのですが(段ボール56箱!)、それを欲しいと希望している課に届けに行った際、いつも親しくしている課の係長とまったりと話をする時間を持てました。
で、“来年度は冊子からサイトに転換するよ~”という話をしていたのですが、「サイト制作も地域の方々に手伝ってもらっているのだけど、成功報酬でとお願いしたら受けてもらえちゃった♪」という話をしたら、思いっきり笑われてしまいました(貧乏なことはもろバレです)。
そして、来年度も異動がないことを願いつつ、これからもお互いに協力し合いましょうという話をさせていただきました。
また、夜は明後日の助け合い活動連絡会に2名の地域仲間が参加してくださると連絡をいただき感謝の連続でした。
人の持つ力やつながりに興味を持ったことから始まった地域活動ですが、知れば知るほど楽しいです♪
訪問をありがとうございます。
昨日は長女とデートと書かせていただきましたが、長女が『どこにいこうかなぁ~』と迷っている間に二度寝してしまい、寝ている私を怖くて起こせなかった長女に放置されてしまいました。
目が覚めたら17:00!!!
あぁ、長女に謝罪はもちろんですが、今回も一日を無駄に終えてしまった私です。
さて、今日は社会情勢と地域活動について書かせていただきます。
以前から書かせていただいていますが、私が5年半前に独立したキッカケは『これからは地方分権で自治体ごとの取り組みが主要となるから、地域密着の事業が必要』と考えたからです。
そして、概ねこの方向性は合っていると思います。
最初の3年以内で本業(介護保険に於けるケアマネジメント業)をしっかりと確立し、その後、私は地域にとことん貢献する。
これは予定より2年遅れましたが、おかげさまで今年度から本格的に取り組むことができています。
これも、家族や職場の仲間を中心に、関わってくださる皆さまのおかげです。
本当にありがたいことです。
で、ですね、私が『50年に一度のチャンス』と書かせていただいたのは、今春施行される『働き方改革』なんです。
本当にザックリ説明をさせていただくと、大きく『有給休暇を強制的に5日は取得すること』と『残業時間に上限を設けたこと』が目玉となっています。
単に長時間労働ではなく、仕事を人生の全てとするのではなく、『人生と仕事のバランスを考え直しましょう』というものです、正直、私のように仕事をしている感覚のない人間からしたらぴんと来ない制度ですが、サラリーマンとして働いている方にとっては、自分の人生を考え直すきっかけになると思います。
その時に『空いた時間をどのように使うか?』がポイントになるわけで☆
私は、ここでこそ『自分の住まい(地域)を知る良いチャンス』にしてほしいなぁ、と思うのです。
いや、別に私が地域活動に取り組んでいるからこんなことを書いているわけではないです。
多分ですが、元気高齢者の雇用も健康寿命の延伸も子育て(虐待含む)の課題もその他もろもろ、地域と個人がつながる仕組みが確立すれば、恐らく、これらの大半は解決するはずなんです。
例えば、子育て世代の方は、結婚後(未婚でも)自分が住んでいる地域の住民と仲良くなっておくことで、出産後、自分だけではなく地域の住民に育児を手伝ってもらうことができます。
例えば、元気シニアの方は、今まで就労していた職場に通い続けフルタイムで勤務することはイヤでも、自分の特技を活かして地域で週3~4日程度、短時間労働を行うことは厭わないかもしれません(就労を人生のメインにするのではなく、健康維持とお小遣いを稼ぐ程度の労働に転換する)。
これは地域の中小企業にとっては、効率的に必要な人材を確保できるため、お互いに幸せになります。
また、就労の必要のない元気高齢者は、地域活動を行うことで、地域の方々を助けて自身の存在意義を感じることもできます。
このように、働き方改革というと何だか副業とかそういうイメージを持たれるかもしれませんが、私は『個人の生き方の配分を考えるきっかけ』と捉えています。
では、どのくらい地域に入ればよいかという話ですが、今の生活が変わらない程度で良いと思っています。
具体的に書いてしまうと、まずは週1回半日程度でも大きく変わると思っています。
自分で『こういう生活を送りたい』というビジョンを持ち、その実現のために地域と関わる。
これ、今後ますますその重要性が言われてくると思っていて、そのための受け皿として、私は地域限定コミュニティサイトを創設することが、何よりも地域のためになると考えています。
これだけ情報過多の時代だからこそ、昔のようなムラ社会ではなく、個々が自分に合った居場所を選択できるものが必要。
そして、個人も地域に歩み寄る意識を持って楽しんで関わる。
これが実現すれば、どんな社会になっても明るい地域を描けると私は考えています。
地域という視点、これをできるだけたくさんの方に持ってもらい、行政任せにするのではなく、皆が自分事として様々な課題に取り組み解決していく。
こういう地域が一つでも出てくれば、社会は大きく変わると思いますし、それを当区で実践したいと思っています☆