インフォメーション
訪問をありがとうございます。
現在、新型コロナウイルスの影響で、第一線で頑張っておられる医療従事者の皆さま、本当にお疲れ様でございます。
そして、自粛をされている方々、本当にお疲れ様でございます。
そしてそして、自粛期間中でも出勤している方々、本当にお疲れ様でございます。
今はストレスを感じることもあるでしょうが、日々の積み重ねが感染拡大を防ぎ安定した医療継続を行うことができるよう、乗り切りましょう☆
当社では先月末より緊急事態宣言を想定して動いていたため、現段階では大きな混乱もなく粛々と業務が進んでおります。
3月末の段階で「緊急事態宣言が降りたらこう対応しよう」ということを、リーダー、サブと3人で決めていました。
電車通勤の職員は全員在宅ワーク、自転車通勤の職員は二分し出勤しながら事務所対応をしてもらっています。
明日の会議で、その体制で大丈夫なことが明らかになれば、それ以降は事務所待機者を一人にして対応を行う予定です。
定期会議はビデオ会議を使用しての会議としており、連絡は全て各職員に持ってもらっている携帯に直接連絡をしてもらう形です。
予め緊急事態宣言発動時に送付する文書もリーダーが作成していてくれたため、非常にスムーズに移行することができました。
さて、前置きが長くなってしまいましたが、この1か月、私は地域の方々と手作りマスク製作にあたっていました。
きっかけは、2月下旬に福祉従事者のマスク不足の話を聞き、地域の活動団体に参加している方に「手作りマスクを作ってほしいんだ」と相談をしたことです。
すると、その方がたくさんの協力者を募り、さらには当社が場所貸しをしてくれているスマホ教室の生徒さんや、サービスBの担い手さんらも加わってくれ、みんなでマスク製作を行うことができたのです。
布や詰める袋は各人の持ち寄りで、自宅で眠っているシーツや手拭いを持ち寄っていただきました(ゴム部だけ活動団体と私が寄付)。
最初は事務所で数人集まり換気しながら行っていたのですが、途中から自粛傾向が強まったため、役割分担を決めて各自が家で作業を行い、週に1~2回、公共交通機関を利用しない方々には届けてもらうというスタイルを取りました。
私は、マスクの型取りとカットを担うことに☆
今回作ったマスクは「立体型マスク」というものです。
これは、4枚の布をカットし縫いながら制作するもので、ものすごーーーーーーく手間と時間がかかります。
私自身、18時から23時まで毎日ひたすら布をカットしていましたが、ミシン掛けを担当してくださっている地域の方々はもっと大変だったことと思います。
本当にありがたいという感謝の気持ちしかありませんが、彼女らはいつも笑顔で「ただ自粛と言うとストレスが溜まるから、やることがあって良かったわ」と、笑顔で言ってくださり、それがまたありがたいと感じています。
当社職員も、たくさんの布や手拭いを寄付してくれました。
この布マスク、まずは昨年度立ち上げた主任ケアマネジャー協議会会員さんに150枚、その後施設に100枚弱、当区の介護事業者連絡会さんにもご協力をいただき200枚、個別に事業所さんに200枚、地域の住民に100枚、製作者の皆さんから地域住民に100枚ほど。
花王さんの布マスクの洗い方を印刷したものを一緒にお渡ししました(1000枚印刷!)。
残りの150枚は、地域の個人商店に持ち込み「ご自由にお取りください」という形で寄付しようか、高齢者の多いマンションに寄付しようか検討中です。
ちなみに、区内組織とのやり取りは、主任ケアマネジャー協議会の名前で寄付をさせていただきました。
ご協力いただいた協議会の会長他メンバーの皆さんにも感謝感謝です(布マスク受け渡しに休みを取って対応してくれました)。
地域の方々のマスク受け渡しなど、私の行動から起きる本来以外の対応も嫌がらずに協力をしてくれた職員のみんなに感謝感謝です。
本当にありがとうございました!!!
そして、本当に私は人に恵まれていると改めて感じました☆
・・・というわけで、そのようなことの調整ややり取り・作業に時間を使っていたわけですが、なぜこんなことをしたのかと言うと、理由は3つあります。
一つ目は、第一線で頑張ってくれている医療従事者に不繊維マスクが届いてほしいということ。
二つ目は、当区住民・福祉職の心理的不安の解消。
三つめは、布マスクを活用しての優しさの伝播です。
(あわよくば、これを機会に地域がまとまり地域包括ケアシステムや共生社会に繋げようと目論んでいた私。どこまでがめついのでしょう・・・)
効果についてはバッチリと測定させていただきました。
そして何より、有事の際に出る人間性と言ったら大げさですが、各人の人と生りが良くわかりました(私は本当にやらしいと自分で思います)。
これは、今後のつながりづくりの上でとても有効になります☆
詳細を書くことはできませんが、今回の一連のことに対して、各人の反応は3パターンに分かれました。
1、自分に何ができるかという視点で物事を考え行動する人、または協力する人。
2、余計な行動はしたくないという否定的、後ろ向きな人。
3、無関心な人。
どのタイプが良いとか悪いとかそういう話ではなく、有事に於いての人の行動は大きく3パターンに分かれており、そのことを踏まえて相手がどのタイプかを理解した上で接することの大切さを腑に落としました。
そして、私が仲良くされていくれている方々は、圧倒的に1のタイプの方が多く、そのことをありがたいと感じた次第です。
このように、今回の有事は本当にたくさんのことを教えてくれてます。
皆さんは、今回のウイルスでどのようなことに気づきましたか?