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2016-01-30 21:51:00

訪問をありがとうございます。

 

皆さんはお休みの日、何をして過ごされますか?

 

掃除・家族との交流・買い物etc

 

たくさんやることがあるかもしれませんね。

 

なのに私、とても、もったいないことをしてしまいました。

 

諸々していて寝たのが午前5時前だったのですが、目が覚めたら午後3時半!!!

 

せっかくの貴重な休日を無駄にしてしまったことに後悔だらけです。

 

あ、そもそも就寝時間が妥当ではない?

 

失礼いたしましたσ^_^;

 

 

 

さて。

 

今日は紡ぐ会の事務局長に依頼して、このサイトに『紡ぐ会』のバナーを貼り付けてもらいました。

 

以前からちょこちょこ書いている『紡ぐ会』について、今日は書かせてください。

 

 

 

この法人を設立したのは平成27年9月中旬なのですが、そもそも法人が設立した経緯は、会長である宮﨑さんが、『既存の職能団体のように、ケアマネジャーのあるべき論で活動する団体も大切だが、現場のケアマネジャー自身がやりがいを持って働くことのできる団体が必要なのではないか?』と考えたことが発端です。

 

 

 

どのケアマネジャーも、みんな全力で頑張っている。

 

なのに、その頑張りや実践を認められることはなく、さらなる要求ばかり突きつけられる。

 

これでは、頑張るケアマネジャーほど疲弊してしまう。

 

 

 

誰も悪いことはしていないのに、常に不安を抱えながら仕事をしなければならない現状はおかしい。

 

そうではなくて、現場のケアマネジャーが自ら役割を考えつくっていける体制をつくろう。

 

サービス事業所に付随しなければならない環境ではなく、自分たちの役割を全うできる立ち位置をつくっていこう。

 

 

 

そのために、業務の効率化を図りそれを伝えることで、空いた時間で本来の相談業務に力を入れたり、地域のことを考え貢献できる体制を整える。

 

ケアマネジャー同士の横の連携を持って、事業所・地域を超えて交流を持ち、モチベーションや研鑽できる体制をつくる。

 

そして、現場の声を国に提言していき、制度と現場のギャップを埋めていこうという想いで活動しています。

 

ここに、宮﨑さん個人の損得勘定はありません。

 

ただ、『これ以上仲間(ケアマネジャー)が疲弊して辞めていく姿を見たくない』という想いで活動しています。

 

私はその想いに共感して、お手伝いをさせていただいています。

 

 

 

宮﨑さん自身は、単独居宅介護支援事業所を運営しています。

 

創業3年で、2店舗11名の社員を持つほどに事業を展開しています。

 

私が彼をすごいと思うのは、決して自分の利益だけで事業を行っていないことです。

 

ケアマネジャーの業務においては、徹底した効率化を図り、力を入れる部分・抜く部分を明確にしており、それを社内で統一して、社員の皆さんは残業なく仕事をしています。

(日によって残業はあるでしょうが、慢性的な残業はないのです)

 

また、地域貢献もしており、警察署と一緒に地域の防犯活動を、毎月、休むことなく行っています。

 

他にも地域の事業者連絡会のような活動に参加したり、法人会に加入して、他職種にも介護のことを伝えたりしています。

 

 

 

私は、自分の会社の利益だけを考えて大きく儲けている人は何人も見てきましたが、彼のように、事業を行いながら社会のためにも活動できる人と会ったことはなかったので、正直、驚きました。

 

そんな会社だからでしょうか。

 

創業以来、退職者が一人もいないというのです。

 

これって、すごいことだと思います。

 

よく社員の皆さんの自慢をしていますが、話からとても社員さんを大切にしていることがわかります。

 

そんな宮﨑さんが会長として行う『紡ぐ会』だから、きっと現場のケアマネジャーにとって、良い存在になると思っています。

 

 

 

もし、少しでも興味を持っていただけましたら、『紡ぐ会』のサイトをのぞいていただけたらと思います。

 

トップページに宮﨑さんの紡ぐ会に対する想いが3分ほどの動画で載っているので、観ていただけましたら幸いです。

 

そして、その想いに共感していただけましたら嬉しいな、と思います。

 

 

 

制度が大きく変わる中、私たちは団結することが大切だと私は感じています。

 

そして、団体(数)を力に、国や行政に対してご利用者・地域の状況を伝え、提言していくことが、とてもとても大切だと考えています。

 

一人ひとりは小さい力ですが、それを合わせて大きな力にして、ご利用者のため、地域のために行動していきませんか?


2016-01-29 19:20:00

訪問をありがとうございます。

 

月末だというのに何だか今日はどんよりとした天気でしたね。

 

皆さん、少し早いですが、今月もお疲れさまでした。

 

 

 

先日、地域で頑張っている事業所が閉鎖するという話を受けました。

 

皆さんの周りでも起きているかもしれないですね。

 

ビジネスだし事業だから仕方がない、と言ってしまえばそれまでなのでしょうが、とても真面目に介護に対して取り組んでいた事業所だっただけに、何とも悔しく感じてしまうのは、私だけでしょうか?

 

真摯に社会を考えて、制度に則って真面目に運営している事業所が閉鎖に追い込まれる制度って、何なのでしょうか?

 

一部の悪徳(と言われる)業者を淘汰するために、全員に無意味な締め付けを行う制度って、何なのでしょうか?

 

社会保障が財源の面でも厳しいのは重々承知ですが、制度を創る側の方々には一部の人たちだけの利益になる改定ではなく、本当に社会に役立とうとしている事業所が事業として成り立つ改定を行っていってほしいと、切に願います。

 

真剣に地域や利用者のことを考え、取り組んでいる事業所の閉鎖は、これ以上見たくありません。

 

 

 

さて。

 

話題をガラッと変えまして、今回は『楽しく仕事をするためにどのようにしたら良いか?』について、考えてみます。

 

とはいえ仕事なので、楽しさだけを追求していては仕事にならないため、少しでも気持ちを上向きにして取り掛かる方法について書いてみます。

 

 

 

・・・と言っても、一文で終わってしまうのですが。

 

 

 

『楽しくても楽しくなくても、いつも笑っていること』

 

 

 

これに尽きると思います。

 

 

 

いや、ふざけているのではありませんよ。

 

真面目に書いています、私。

 

 

 

笑うことによって、脳内に『エンドルフィン(脳内麻薬と呼ばれるもの)』『ドーパミン(やる気を出す)』『セロトニン(精神安定)』といった、ホルモンがバシバシ出るわけです。

 

その他、免疫力をアップしたり、アレルギーだとか心臓病だとか様々な疾患の予防・治療に効果的と言われています。

 

何よりも、笑顔は周囲の人を明るく幸せにしてくれます。

 

 

 

そんなわけで、仕事中の私は、とりあえず笑っているように心がけています。

 

夜が近づくにつれ、その表情は消えていきますが、日中、特にご利用者宅訪問時は笑顔いっぱいです。

 

ちなみに、今の季節はマスク着用の方が多いのですが、私はご利用者宅ではマスクを外しています。

 

移動中はマスクを着用し、インターホンを鳴らす前にそれを外しています。

 

訪問直前には携帯用消毒液で手指消毒をしているので、恐らく感染の媒体にはなっていない・・・はずです。

 

 

 

とはいえ追い込まれている時は、事務所で無表情や眉間にシワが寄ってしまうこともありますが、それでも笑顔は意識しています。

 

笑っていると何だか楽しいことを見つけやすいから不思議です。

 

そして、ある一定の年齢になるとシワというものが顔についてきますが、目尻のシワって素敵だと思うのですよね。

 

 

 

『40歳を過ぎたらと自分の顔』と昔から言われていますが、若い頃は親の遺伝だとか生まれつきの出来で、顔の良し悪しは判断されます。

 

これって、アンフェアですよね。

 

そのためか、本当の勝負は40歳を過ぎた頃から、と私の中では思っているのですよね。

 

その時に、自分の表情の癖やシワの出来映えで、その人の顔が決まります。

 

 

 

私は視力が弱く、両目とも裸眼で0.02と極端に悪く、若い頃から書類を読む時やパソコンに向かう時は、眉間にシワを作ってしまうことが癖です。

 

これは大後悔ですが、今更その癖がすぐに治るわけもなく、クッキリとシワが刻まれています。

 

そのシワ以上に笑いジワを増やせば、少しは優しい表情になれるかな〜なんて、淡い期待を持って毎日笑顔を心がけているのですね。

 

 

 

あ、話題がシワにいってしまいました。

 

しかも、無意味に自分の欠点を暴露した上、熱弁してしまいました。

 

 

 

そんなこんなで、笑うことはとても良いのです。

 

そして、笑っていると、自然と気持ちも高揚して、自分自身のパフォーマンスも良くなります。

 

もし、この文を読んで、少しでも共感いただけたら、早速今からたくさんの方に笑いを提供してください。

 

 

 

皆さんの笑顔が、大切な誰かを幸せにできますように^ ^


2016-01-28 20:01:00

訪問をありがとうございます。

 

昔から、様々なことを深く深く考える傾向が私にはあるのですが、最近、またそれが始まっています。

 

それが、実生活に活かせる思考なら良いのですが、『個々の意向が尊重される現代に、倫理はどこまで重要視されるか?』とか、『人はどうなったら心からの幸せを感じることができるのか?』とか、『利他主義と利己主義はどちらの方が幸せか?』とか、何だかどーしようもなく生産性のないことを、悶々と考えてしまっています。

(あぁ、こんなことを書いたらドン引きですよね)

 

因みに、こういう話は本当に一部の方にしかしませんので、ご安心くだささいませ☆

 

 

 

さて。

 

介護の現場に外国人労働者を入れることについて話し合いがされていますが、私の考えを書きたいと思います。

 

もしかしたらご存知ない方もおられるかもしれないので、下記に記事を転記します。

 

 

 

 

厚労省、EPAの有効活用へルールを再考 受け入れ施設の対象拡大も検討

 

介護福祉士を目指す外国人を受け入れるEPA(経済連携協定)の枠組みをより有効に活用するため、厚生労働省はルールの見直しを検討する。受け入れ施設の対象を拡大することや、資格を取った後に働ける現場を増やすことなどを俎上に載せ、今年度中に方針を決める予定だ。


規制を緩和して自由度を高め、深刻な人手不足の解消に役立てる狙いがある。21日に有識者会議を開催し、具体策をめぐる議論を本格的に開始した。外国人にできるだけ長く活躍してもらえるよう、生活を支える施策を充実することも考えていくという。


EPAにもとづく外国人の受け入れが始まったのは2008年。現在はフィリピン、インドネシア、ベトナムのアジア3ヵ国から、介護福祉士に挑戦する候補者が来るようになった。今年度までの7年間で、その人数は累計で2106人となっている。

 

 

 

はい。

 

外国人労働者の介護現場への導入については、賛否両論あるかと思います。

 

様々な意見が活発に議論され、一番良い方法で結論を出すことは、とても大切だと思います。

 

ただね、人種差別的な発言はイカンと私は思うのです。

 

 

 

先ほど、とあるケアマネサイトでこんなコメントを読みました。

 

『外国人労働者を受け入れることで、介護の地位が下がる』というものです。

 

『外国人労働者を導入すると、誰でも介護ができると思われる』というコメントもありました。

 

 

 

な    ん    で    ?    ?    ?

 

 

 

なぜ、『外国人労働者』イコール『介護の地位が下がる』のか?

 

 

 

 

きっと、この投稿をした人は『外国人労働者』を『自分たちより下』にみているのでしょう。

 

はて?

 

はたして本当にそうでしょうか?

 

 

 

記事の中にも書いてありますが、受け入れ対象者は『介護福祉士を目指す人』です。

 

文化の違いがあるので、日本人同士のように『ア・ウン』の呼吸はつかみにくいかもしれませんが、その分『考え方・視野が拡がる』というメリットがあります。

 

言葉に関しては、母国語ではないため流暢とは言えないにしても、日本に来る前に十分勉強しているはずです。

 

 

 

何だかね。

 

外国人というだけで変にレッテルを貼り、安易に、相手が傷つく発言を公共の場に垂れ流す専門職って、いかがなものだろう?と感じてしまいました。

 

 

 

私、諸々の事情があり、いわゆる『外国人労働者』の方が半分以上いる環境で、仕事をしたことがあります。

 

その大半が東南アジア諸国の方々でした。

 

そこで、知ったこと・感じたことを書いてみます(私の見た範囲でなので、これが全てではありません)。

 

 

 

良い部分としては、彼らは言われたことを忠実に行います。

 

ルールに忠実なのですね。

 

 

 

また、チームワークが求められる業種でしたが、サボるということはありませんでした。

 

変に感情に流されず、仕事に対してのプロ意識は強いと思います。

 

 

 

そして、明るい・笑顔が良い。

 

これは、周囲をとても元気にしてくれると思います。

 

自分で自分の気持ちを上げることがとても上手です。

 

時にはシンドイ状況になることもあったのですが、どんな時も笑いに変えようというポジティブさがあります。

 

 

 

そしてそして、ハッキリものを言ってくれる。

 

これは良し悪しかもしれません。

 

私はわかりやすい方が、安心して一緒に働けましたが、中にはそれを『無神経だ』と受け取る方もいるかもしれません。

 

 

 

また、仕事は仕事と割り切るため、日本人が得意な『情』というものは理解できないかも・・・しれません。

 

たまたまかもしれませんが、私の周囲には『ワタシ、オカネモチ、ダイスキネー』という人が多かったです。

 

あまりにオカネオカネと言うので、『お金と愛情はどっちが大切?』と質問をしたら、迷いもせずに『オカネ!!!』と断言されました。

(それはそれで気持ちのよい返答でした☆)

 

 

 

とまぁ、こんな感じですが、私は一緒に仕事をしていて、彼らが『外国人労働者だから何とか』とか、そういうことを感じたことはありませんでした。

 

むしろ、どんな環境でも楽しもうというポジティブさに共感できて、とても楽しかったです。

 

 

 

これを介護の現場に置き換えた時、介護業務自体や、言葉に関しては何とかクリアできると思います。

 

課題は『記録』と『高齢者心理面でのサポート体制』だと思います。

 

後は、彼らをサポートする体制となる主任レベルの職員次第でしょうか?

 

これに関しては、何でも一律平等に業務内容を充てるのではなく、日本人が得意にする業務、外国人が得意にする業務を分けることで解消すると思うのです。

 

これらがクリアできたら、私は日本人介護労働者と外国人介護労働者は、お互いが刺激を与えあい、プロ意識を持って協働できるではないかと考えています。

 

あ、ただ、訪問サービスは、個での支援にあたるため、サポート体制が確立できないことから、難しいと思います。

 

 

 

皆さんは、この件についてどうお考えですか?


2016-01-26 09:18:00

訪問をありがとうございます。

 

本日は夜に『紡ぐ会』の活動があるため、朝からこれを更新してしまいます。

 

昨夜は早くに帰宅し(と言っても20時は回っていましたが)、家族5人で外食をしました^ ^

 

なんて書いても『家族なんだから皆で食事をするのは当たり前でしょ』と言われてしまいそうですが。

 

土日を含め普段我が家の日常生活に私は居ないので、私にとって『皆で食事をとる』ということは、とてもとても大切な時間なのです。

 

普通では当たり前の家族との交流をして、たくさんの優しさやほんわかした気分を取り戻し、そのままの勢いでがっつり寝たため、今日の私は元気いっぱいです☆

 

 

 

さて。

 

先日、ここで『地域の活動家と知り合うことができた』と喜んでいた私ですが、それをきっかけに、よりケアマネジャーという存在が地域包括ケアの構築に向けどういう立ち位置にいて、どの部分で必要とされているか?を考えるようになりました。

 

また、どの部分で貢献できるかを考えていました。

 

それを、尊敬する講師とメールでやり取りしていたのですが、その中で素晴らしい気づきをいただいたので、ここに転記したいと思います。

 

来月上旬に地域の自治会長さんのコアメンバーの方々や社協の方々(コーディネーター含)の集まりにお呼びいただいているので、全体を踏まえての構造を理解し、自分の立ち位置を理解し、それを踏まえて行動で示していくことの具体的イメージを持つことができました。

 

『地域包括ケアの構築にケアマネジャーはやっぱり必要だよね』と言ってもらえるように、そして、地域がどんな人にとっても住みやすい社会になるように頑張ります。

 

では。

 

長田先生、事後承諾になりますが転記することをお許しくださいませ☆

 

 

 

『専門職が当たり前に感じていることと、地域の人たち(とくに民生委員や自治会長さんたち)が考えていることのギャップが良くあります。

 

つまりは、専門職が個別ケースを通して整理する地域課題は大切なのですが、その地域課題の達成や解決に向けて行動する段階での専門職の視点と地域住民の視点にズレが生じるのです。

 

専門職は大枠の中で理論的に行動を考えますが、地域の人たちは、地域に根付いている地域の歴史が培ってきたような『繋がり』の中で、具体的で応用的な行動を考えます。

 

そこをしっかりと調整しながら、フォーマル・インフォーマル資源の融合と協働システムを構築していくのが、本来のコミュニティソーシャルワーカー(CSW)です。

 

だからといって、地域は社協や地域包括が直接的に中心となって対応していくわけではなく、その最前線の個別支援はケアマネジャーが担っているわけですから、フォーマル・インフォーマル資源の融合のきっかけ(出発点)はケアマネジャーであると言えます。

 

(だから地域ケア会議における事例検討は、地域課題まで見据えたケアマネジャーからの事例提供が欠かせないと思っています)

 

そのようなところに、やりがいや価値観を感じられるような勉強会や研修をどのように展開していくかが課題であり、楽しみなのですが、すでに一線を引いてしまい、自分自身で業務範囲枠を設定してしまっているケアマネさんには、響かないのかもしれませんね。

 

(といっても諦めているわけではありませんよ^ ^)』

 

 

 

この後に、今の引用の3倍以上の具体的な話が続くのですが、こういう私の面倒くさい疑問にも、真摯に考えて、丁寧に導いてくださる方がいるというのは、本当にありがたいことと思います。

 

そして、長田先生もそうですが、個の損得ではなく、社会全体のために自分に何ができるかを考え、行動に繋げている仲間がいるということは、私にとっては大切な大切な宝です。

 

 

 

あ、長田先生とは、兵庫県で様々な活動をされている長田貴先生のことです。

 

社会福祉士を基礎資格として、医療ソーシャルワーカーや基幹型在支で管理者やケアマネジャーとして活躍されていた方で、など現場での経験も踏まえて、現在は指導の立場におられますが、現場目線で大切な物事を伝えることが、とてもとても上手な先生です。

 

教鞭をとる立場になっても、自ら積極的に現場と関わり、事例検討会などにも介入しながら、ケアマネジャーや社会福祉士に、ソーシャルワークやケアマネジメントの視点を伝えている方です。

 

とても気さくな方ですよ。

 

都内では主任ケアマネジャーのスーパービジョンの講義を持っていたり、他にも全国様々な場所で講義・講演を行っているため、もしかしたらご存知の方も多いかもしれません。

 

 

 

皆さんは、地域に対して、何かできることを実践していますか?


2016-01-25 18:10:00

訪問をありがとうございます。

 

今日は午後から情報の公表の訪問確認を受けました。

 

先週は2回も1日研修があったり、夜も毎日予定が詰まっていたりと、後手後手になっており、調査はどうなることやら・・・と心配しておりましたが、何とか無事に終えることができてホッとしました。

 

ギリギリで半べそかきながら(書類の付箋貼りを)頑張った甲斐がありました。

 

今日は自分を褒めたいと思います^ ^

(あ、それ以前に、事前に準備を整えておくことが大切ですね)

 

 

 

さて。

 

先週受けた1日研修の中で、少し気になったことがありました。

 

アセスメント力に繋がる『質問力』についてです。

 

 

 

とはいえ、教科書通りのことを書いても『ハイハイ』と言われておしまいだと思うので、今回は認定調査をベースに、『質問を重ねて深めることの大切さ』について書いてみたいと思います。

 

いえ、別に認定調査の作成が、土曜日の分3件と本日の分2件の計5件、本日中に作成しなければならないから書いているわけではないですよ。

 

えぇ、違いますとも☆

 

 

 

認定調査の聞き取り方って、人それぞれだと思います。

 

皆さん、個々に創意工夫をされていますよね。

 

私も、『必要な情報を最小の時間で確認すること』を意識し、自分なりに工夫しています。

 

以前も書きましたが、アセスメント力・インテーク力を向上したいと思ったら、認定調査をたくさん行うことが何より大切だと、私は思っています。

 

 

 

では。

 

はじめの訪問日程の電話を行う時。

 

これは、どうしたら顔の見えない相手に信頼してもらえるかを考えながら、不信感を持たれずに調整できるかを常に考えながら実践しています。

 

何せ、この世知辛い世の中で『役所からの依頼で〜』と言うことは、一歩間違えると『何とか詐欺』を連想させてしまうことも多いわけで。

 

口調・テンポ・伝え方、等々。

 

この『考えて』『工夫しながら実践を重ねて』『振り返る』ことも、大切なインテークの一つです。

 

この辺りを意識して工夫するか、意識しないで『伝われば良い』と考えて行うかで、対応スキルに大きな差が出ると私は考えています。

 

どうせ行うことならば、自分のスキルを向上したいと思いますよね。

 

 

 

続けて、訪問時の調査について。

 

ここのポイントは、『数値化』『誰が何の部分をどの頻度・どの程度支援しているか?』を確認しています。

 

 

 

例えば、調査票『Ⅳ特記すべき事項』で概況を記載する欄があります。

 

そこで、疾患について聞き取りを行いますが、例えば『泌尿器科を受診している』と言われたら、何の疾患で受診をしているのかを確認します。

 

今回は前立腺肥大だったとしましょう。

 

前立腺肥大の場合、排尿頻度は高くなりキレが悪くなるため、日夜を分けて『何回排尿するのか?』や『失敗することはないのか』などを確認します。

 

また、下着の形態を確認すると同時に、『1日に何回位下着を履き替えるか』『誰が交換をするか?』を確認します。

 

 

 

この時のポイントは『相手が答えやすい形で数値化を確認する』です。

 

例えば、『夜は何回位トイレに起きますか?』と質問すると、大抵の方が回数を答えてくれます。

 

また、日中であれば『何時間起きにトイレに行かれますか?』と聞くと、大抵時間を教えてくれます。

 

そこから日中・夜間の排尿頻度を特記に記載します。

 

 

 

また同時に『トイレに行かれる際に、一番大変な動作は何ですか?ズボンの上げ降ろしですか?立ち座りですか?』等、具体的に例えを出しながら質問します。

 

そこで受けた返答に対して、『それをどうやって、誰が行っているか?』の質問を重ねていきます。

 

『実はズボンの上げ降ろしが大変なんだけど、一人だし、半分お尻が見えているけど仕方がないと諦めている』と返答を受けたら、『介助不適切』で選択肢が変わりますし、どうやって誰が行うのかを確認し簡潔に記載すれば、誰が見ても同じ姿をイメージしてもらえると思います。

 

 

 

『トイレにて日中は2時間おき、夜間は3回ほど排尿がある。失禁はないが、立位保持が困難でズボンを上げる動作が大変であり、半分ほど臀部が見えた状態で過ごしていると本人は答えたため、介助不適切と判断し、ズボン引き上げの一部介助が必要と判断した』

 

こんな感じですかね。

 

 

 

これを読んだ皆さんは、ある程度同じようなイメージができていると思います。

 

具体的な数値や方法・判断の根拠を書くことで、読み手がその人をイメージしやすくなるのです。

 

また、そこから更衣やの項目に確認を繋げると、質問はスムーズに進みます。

 

食事についてを聞きながら嚥下の確認を行い、口腔ケアや服薬状況・買い物・調理の項目に繋げていくとか。

 

 

 

逆に良くないのが、調査項目順に、ただただ質問を展開するというやり方です。

 

なぜなら『相手は質問の意図が理解できないから』。

 

質問の意図を理解できたら調査やアセスメントにも協力をいただけますが、質問の意図がわからないと、人は漠然としたどっちつかずの返答をします。

 

これは、私の気のせいではないと思っています。

 

こんなことから認定調査もアセスメント表も、『その人のこと知らない人が読んで同じようにイメージできる人物像』を書くことがポイントだと思います。

 

 

 

こういう質問力・簡潔にまとめる力というのは『技術』だから、努力すればいくらでも向上するのです。

 

相手を想像して、相手が聞きやすい質問の仕方を考えて実践する。

 

そして、受けた質問に『なぜ?』を丁寧に繰り返し、その人の状態が自分の中でリアルに思い描けるようになるまで、質問を重ねることが大切だと考えてています。

 

 

 

なんて。

 

本当はもっと書きたかったのですが、これを書いている間に最低5回以上はウトウトしてしまい、これ以上書こうとするとグズグズになると思うので、やめておきます。

 

 

 

皆さんは、アセスメントや認定調査で工夫していることはありますか?


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